【アセンテックを新規買付!】今週の株式投資ポートフォリオ振り返り#220121

株式ポートフォリオ

個別株投資で毎年資産+10%を目指すサラリーマン投資家、かたつむり君です。

目標を達成するために大切なことは、
(1)明確な目標を立てること
(2)その目標に対する進捗状況を定期的に見直すこと
(3)その目標に近づくため柔軟に軌道修正をすること
であると私は考えています。

毎年資産+10%という目標達成を目指して、今日も1週間の株価の動きを振り返り、ポートフォリオの見直しを行います。

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■今週末時点での最新株式投資ポートフォリオ

今週末時点での保有銘柄一覧は下記の通りです。
記載してある銘柄を推奨しているわけではありません。
(日本株で取得原価の大きい順、米国株で取得原価の大きい順に並べています。)

私のポートフォリオ管理の考え方、銘柄選びの考え方については、以下の記事をご参照下さい。
どうやって株のポートフォリオ管理してるの?(その①)
どうやって株のポートフォリオ管理してるの?(その②)
投資対象ジャンル、どうやって決めてる? 私なりの分類の考え方。

■先週末からの変化

資産総額は先週末から▲77,921円(▲1.5%)の5,043,951円でした。
先週末時点でのポートフォリオは、以下よりご参照下さい。
参考:【現在年初来▲2.5%!】今週の株式投資ポートフォリオ振り返り#220114

今週売買した銘柄は以下の通りです。
【買付】アセンテック
【売却】該当なし

アセンテック買付の理由は以下の通りです。

①今後長期的に(ゆっくりでも)テレワーク普及・定着が進んでいくと考えているから
②テレワーク普及・定着の中で、セキュリティ対策の重要性が増していくと考えているから
③地味な銘柄ではあるが、増収増益を継続しており、利益率が年々高まっているから
④有利子負債「0」と財務健全性が高いから
⑤コロナ禍で一気に人気銘柄化したが、コロナ前以下の水準まで株価が下がったから

長期保有を前提に、NISA枠にて買付しました。
5年で株価2倍」を期待して、じっくり応援したいと思います。
アセンテックについては、昨年12月の2022年1月期第3四半期決算について記事を書いていますので、よろしければご参照下さい。
【アセンテック】21/12/10決算発表内容と私の投資戦略

当時は買付価格のめど900円にしていましたが、昨年末以来、小型銘柄を中心に相場全体が大きく下げる傾向でしたので、指値注文価格を少しずつ引き下げながら、当時の狙いよりさらに▲15%程の株価で買うことができました。
今後さらに株価が下落することがあれば、600円あたりをめどに買い増しするつもりで構えています。

先週末比で大きく動いた銘柄(±5%)は以下の通りです。
【上昇】該当なし
【下落】ネットフリックス:▲24.4%、ドキュサイン:▲11.0%、テスラ:▲10.1%、ビヨンドミート:▲7.5%

今週は米国株の軟調ぶりが顕著でした。
特にNASDAQ指数は先週末から▲7.6%(14,893→13,768)と大きく下落しました。

ネットフリックスは、1/20(木)の決算発表を受けて、1日で▲21.8%と大きく下落しました。2021年10月~12月期の業績は悪くなかったのですが、2022年1~3月期の会員数増加見通しが低調だったことで、下落したようです。
詳しくは、決算資料をよく読んでから、また改めて記事にしたいと思います。

※SBI証券お客様サイトより、ネットフリックスの株価チャート(日足)を抜粋

年初(5,254,675円)からの成績は▲210,723円(▲4.0%)です。
グラフにするとこんな感じです。

自分の目標と現在地を可視化することで、より自分の状態を感覚的に把握しやすくなると思い、先週から始めてみました。
定点観測続けていき、戦略の参考にしていこうと思います。
まだ1月。
相場全体的に下落してきて、買いたい価格まで下がってきた銘柄もポツポツでてきました。
一気に買うのではなく、さらなる下落も視野に小さくエントリーして、下落すれば第2弾の買付、というイメージを描きながら、相場全体や個別銘柄の動きを観察していこうと思います。

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■ポートフォリオの観察

今週も、以下の指標に沿って、ポートフォリオを観察していきます!
私は「金額」よりも「パーセンテージ(%)」を意識して観察をしています。

・投資資産の10~30%は現金で保有する。
・銘柄の種類が偏りすぎないようにする & 国際分散の観点で、外国株(主に米国株)を20~50%保有する。
・同じ業界・ジャンルの保有は10~30%まで。
・1銘柄は投資資産の20%まで。
・投資銘柄数は25銘柄程度まで。

●投資資産の10~30%は現金で保有する。

現金比率は59.4%です。
10%以上となっていますのでOKです。

相場はいつ暴落するかわかりません。
最低でも10%程度は現金を持っておき、暴落の際の空売りヘッジ資金、安くなった銘柄を買っていく資金、滅多に当選しませんがIPO資金として持っておく、これが基本的な考え方です。

今年のNISA枠が残り85万円ほどあります。
5年で株価2倍」が期待できる成長銘柄を中心に、じっくり観察してエントリーしていきたいです。
現金比率の目安は10~30%ですが、今年に関してはNISA枠をすべて使い切っておおよそ40%程となります。
しばらくは40~60%の間で推移する予定です。
来年2023年もNISA枠120万円がありますので、それも使い切ると現金比率は20%程で、目安(10~30%)の範囲内に落ち着いてくるイメージです。
なお、もし相場が▲20%、▲30%と大きく暴落することがあれば、そのタイミングではNISA枠にとどまらず、積極的に引き金を引く心の準備をしておきたいです。

●銘柄の種類が偏りすぎないようにする & 国際分散の観点で、外国株(主に米国株)を20~50%保有する。

「優待」銘柄の比率は3.0%です。
10%以内なのでOKです。
現在保有しているのはライオンのみです。
優待では洗剤や歯磨き、衛生商品など家で使えるものがもらえ、とてもありがたく使わせてもらっています。
優待銘柄として10社ほど狙っている銘柄がありますのでじっくり観察を続けます。
キリンHDやハウス食品がだいぶ下がってきていますので、もう一段下がったら狙っていこうと画策中です。

「大型」銘柄は6.8%です。
年初に口座内現金を増やしたため10%を割っていますが、焦らずじっくり増やしていきたいです。
目安は時価総額1兆円以上の大型企業です。
今後ポートフォリオに加える銘柄は、配当利回り3%以上を目安に考えています。
直近で買いたいなと思う銘柄はありませんが、将来的に株価が下がってくれば、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事といった総合商社を買いたいと思っています。
現在保有中のソフトバンクは、将来性や配当の高さに魅力を感じていますので、株価が下がれば買い増しも検討します。

「成長」銘柄は19.0%です。
アセンテックの買付により、先週より少し比率が増えました。
年初に口座内現金を増やしたため20%を割っていますが、焦らずじっくり増やしていきたいです。
狙っているのは購入から5年で株価2倍を期待できる銘柄です。
特に時価総額100億~500億円程度の小型株が私の好みです。
四季報や財務諸表から成長が見込める銘柄を探し、割安になったタイミングでしっかり買えるように観察し続けます。
2021年は多くのマザーズ銘柄や小型株が軟調で買いやすい株価になってきていますので、今後の反転が期待できる銘柄を仕込んでいきたいです。

「海外」銘柄は11.9%です。
年初に口座内現金を増やしたため20%を割っていますが、焦らずじっくり増やしていきたいです。
昨年までは「10~30%」を目安にしていましたが、今年から「20~50%」に、目安とする比率を変えました。
米国株には非常に成長性・収益性の高い企業も多く、配当等株主還元の意識も日本より高いため、今後意識的に米国株の割合を増やしていこうと考えています。
狙っている銘柄は、コカ・コーラ、アクセンチュア、ペイパル、ビザ、クラウドストライク、ズーム、等です。

現在の為替レートは1ドル113円台後半と、過去5年の為替相場の推移を見ても決して有利なタイミングではありません。
株価も為替も永遠に上がっていくことはありませんし、私自身半年1年といった短期で結果を出す必要もありませんので、じっくり観察をしながら、調整するのを待ちたいと思います。
よっぽど狙っている銘柄の株価が下落しない限り、1ドル110円切りまでは待ちたいと考えています。

※SBI証券お客様サイトより、米ドル/円の為替チャートを抜粋

●同じ業界・ジャンルの保有は10~30%まで。

「環境」関連の比率は14.7%です。
10~30%の範囲に収まっていますのでOKです。
現在保有しているのはテスラ、レノバ、ビヨンドミート、東レの4銘柄です。
それぞれ地球温暖化防止や脱炭素に貢献できる企業であると感じており、期待しています。
長い目で成長していくテーマだと思うので、長期保有を前提にじっくり持ち続けます。
その他の銘柄では、オイシックス・ラ・大地、ネクステラエナジーを観察しています。

「高齢化」関連は7.0%です。
年初に口座内現金を増やしたため10%を割っていますが、焦らずじっくり増やしていきたいです。
現在保有しているのは、チャームケアとエランです。
その他の銘柄では、シルバーライフ、トビラシステムズも現在狙っています。
少子高齢化が進む日本において、将来的に成長・拡大が期待されるマーケットの一つですので、じっくり株価を観察しながら仕掛けていきたいです。

「社会インフラ」関連は5.0%です。
目安の10%を割っていますが、焦らずじっくり増やしていきたいです。
現在保有しているのは、ソフトバンク、楽天Gの2社です。
いずれも通信・決済の点で私たちの生活と深く関わる企業です。
ソフトバンクは法人事業の伸び、親会社ソフトバンクGが出資する海外AI関連企業とのシナジーに期待しています。
楽天Gは楽天経済圏が日本人にとってなくてはならない存在になっていることが一番の魅力です。
最近は改悪のニュースがツイッター界隈でもにぎやかですので気になるところですが、そう簡単に崩れない経済圏がすでに出来上がっていると考えています。
楽天モバイルの完全仮想化技術の海外輸出も今後楽しみな材料です。

「生産性向上」関連は5.2%です。
目安の10%を割っていますが、焦らずじっくり増やしていきたいです。
現在保有しているのはTKP、ドキュサイン、今週買付したアセンテックの3社です。
TKPはコロナ禍で本業の貸会議室事業が苦戦していますが、テレワークやサテライトオフィスといった新しい働き方促進に貢献できる企業です。
河野社長の経営手腕にも期待しています。
電子署名サービスを提供するドキュサインは、デジタル化の潮流の中で、企業の生産性向上に貢献すると期待しています。
「コロナ禍なのにハンコのために出勤だなんて、もうやめちゃいましょうよ!」
そんな声に応えられる会社だと思っています。
昨年12月、1日で株価が▲42%と大暴落したのは衝撃的でしたが、それだけ期待の大きい企業ということだと捉えています。
仮想デスクトップのアセンテックは、今後継続的に進むと期待しているテレワーク普及・定着の流れの中で、企業の生産性向上に貢献できる企業だと考えています。
「生産性向上」関連で現在注目している銘柄は、チャット事業のChatwork、AIレジのサインポスト、米国株ではズームです。
今は株価が高いので手を出しませんが、マネーフォワード、ラクス、手間いらずも魅力的だと思い観察しています。

「グローバル」関連は現在保有していませんが、狙っている銘柄はいくつかあるので、株価が下がってくるのを観察しながらじっくり待ちたいと思います。
日本企業だと、グローバルWiFiのビジョン、インドコンビニ事業を計画するインパクトHDに注目しています。
総合商社もこのカテゴリーで考えていますが、今は株価が上がっているのでしばらくは静観です。
米国企業だと、コカ・コーラやマクドナルド、アクセンチュア等、世界的に事業を展開するグローバル企業に注目しています。

「その他」が8.7%です。
上記の分類に当てはまらない銘柄群です。
この分類は昨年3月から始めたものですが、現在「その他」にいるのは、それ以前から保有していた銘柄で、比率は徐々に減らしていく予定です。
今後優待狙いの銘柄が増えれば「その他」の比率も増える可能性がありますが、資産全体に占める比率を10%以内にコントロールすることを目安としています。

この中で期待しているのはSNSマーケティング支援のアライドアーキテクツです。
SNSでのマーケティングは今後伸びるであろうと期待しています。
2017年にNISA枠で買い、2021年でNISAの効力が切れましたが、成長性を期待してロールオーバーしました。

●1銘柄は投資資産の20%まで。

現在の保有比率ベスト3は1位テスラ(8.5%)、2位チャームケア(5.0%)、3位レノバ(3.3%)です。
いずれの銘柄も保有比率が投資資産の20%を超えていないのでOKです。

昨年末のレノバ急落での教訓を忘れず、1つの銘柄に資産が偏り過ぎないように意識しながら観察し続けます。
参考:【レノバ大暴落!】2021年年末の悲劇!から学ぶ8つの教訓!

●投資銘柄数は25銘柄程度まで。

現在、保有銘柄数は16銘柄です。
アセンテック買付により、1銘柄増えました。
25銘柄以内なのでOKです!
これから買いたい銘柄はたくさんありますが、自分の目の届く範囲の銘柄数にコントロールするように、今後も意識していきたいと思います。
年初の追加入金により口座内現金比率が高い状態ではありますが、投資資金が増えたからといって安易に手を出さず、買うべき金額とタイミングを自分の中でしっかり定めて、じっくり狙っていきたいです。

■まとめ

私はこのような感じで毎週保有銘柄のポートフォリオを見直して、バランスに異常がないかチェックしています。
目安にしているパーセンテージや銘柄分散の考え方については投資を続けながら色んな知識や考え方を吸収して、より良いやり方をどんどん取り入れていきたいと思っています!

投資のやり方・考え方は人それぞれです。
他人のことは気にしなくていいと思いますが、他の人のやり方・考え方に興味がある方は、一つのサンプルとして参考にして頂けますと幸いです。

私が銘柄選びの基準や、仕掛けるタイミングについて参考にしている書籍は以下の通りですのでよろしければ読んでみて下さい。

うまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますが、軌道修正をしながら目標(毎年資産+10%)にむかって前向きに頑張っていきたいと思います!
共に頑張りましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました!

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本を読んだり、セミナーに参加したり、実際に投資をしたり、様々な方法がありますが、「投資の学校」に行くことも有益な勉強方法の一つです。

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本日もお読み頂きありがとうございました!

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