『崖っぷち投資家ボコられ経営塾』~投資と経営に必要な考え方を学べる一冊

本・名言・格言

本から学べることはたくさんありますね。

私も投資に活きる考え方、メンタルのコントロールに活きる考え方、人とのコミュニケーションに活きる考え方等、さまざまな考え方を本からたくさん学んできました。
そしてこれからも学び続けたいと思います。

今日は私が学びを得た本を紹介します。

今日紹介するのは奥山泰全氏著の『崖っぷち投資家ボコられ経営塾』です。
投資と経営に必要な考え方を学べる一冊です。

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著者について

書籍内の著者紹介より、以下抜粋します。

1971年三重県津市生まれ。
慶応義塾大学商学部卒、マーケティング専攻。
証券会社にてマーケティング・情報企画・IT戦略・コールセンター統括・経営企画・証券事業部長、ネット取引システム構築などを経て、2006年8月より株式会社マネーパートナーズ代表取締役社長に就任。
赤字経営のマネーパートナーズを、就任からわずか1年で上場させる。
現在はマネーパートナーズグループの代表取締役を兼務。個人投資家へのサービスの提供、および他金融機関への自社システムの提供や、ASPビジネスを展開。
個人投資家時代に、投資で5億円を稼いだ「伝説の相場師」である。

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内容について

物語の主人公は「ナベイチ」ことワタナベイチロー。
株で大損して借金も背負い、借金の取り立てから逃れるために家にも帰れず、何も食べずに迎えた3日目。
公園のベンチで横たわっている時に出会に「アヤカ」こと川瀬アヤカと出会う。
この出会いから、ナベイチの人生は大きく変わる。
アヤカの元で働くこととなり、そこでナベイチはFX(外国為替取引)について学ぶこととなる。
実はアヤカは伝説の相場師で、アヤカと過ごす時間の中で、ナベイチはFXにおける勝利の法則5カ条を学んでいく。

そんなある日、アヤカがとあるFX会社の社長に就任する。ナベイチも迷った末にアヤカの会社に従業員として入社することとなったのだが・・・

毎月の赤字、倒産危機、システムトラブル、市場の暴落、競合との熾烈な争い。様々な困難が2人を待ち受けることとなる。アヤカとナベイチはいかにして乗り越えていくのか。

著者は本著を通して、「お金に仕事をさせる術」の大切さを説いています。
前半は「投資」を通して、どのようにお金に仕事をさせていくのかが描かれています。
後半はお金に仕事をさせるコツを実際のビジネスに応用し、ビジネスで成功するにはどうしたらいいのか、会社経営の物語を通してそのスタイルの一つが描かれています。
特に後半の物語の中にはマイケル・ポーターの『競争戦略論』の考え方をはじめとする様々な理論的な裏付けが多く盛り込まれています。
どのように経営の戦略をたてたらいいのか、物語を読み進めながらその基礎知識を学ぶことができる一冊です。

本著は以下のような章立てで構成されています。

第1章:伝説の相場師との邂逅(かいこう)
第2章:勝利の法則
第3章:毎月赤字5000万円、累積赤字3億円、余命4カ月
第4章:さァー、上場するわよ!
第5章:利益はあとからついてくるのよ!
第6章:バレない嘘こそ吐(つ)いてはいけない
第7章:経験が正しい判断を培うのよ!
第8章:可能性を探すための分析的方法

印象的なフレーズ

本著の中で印象的だったフレーズをいくつか紹介します。

・勝利の法則5カ条
第1条:手堅さを身につけよ
第2条:投資は均一感を保て
第3条:プリンシプルを決定せよ
第4条:ルーチンの中でPDCAを回せ
第5条:安定感を定着させよ

・競争戦略 勝利の法則
1:諦めたら負け。たとえ負け戦と思っても、少しずつ勝ちをとっていけば、負けが勝ちに代わることもある。
2:お客さまが喜ぶような「価値」を提供しなければ、企業は生き残れない。
3:働くのに必要なのは。夢と希望と採算性
4:細かいところにまで、ストイックなまでにこだわる

・ビジネス 勝利の法則
1:勝つためには「待つ」ことも大事。チャンスが来るまで動かない。どんなにマーケットが急かしても「待つ」。
2:「お客さまを大切にする」とはお客様を信用することから始まる。
3:模倣には戦略なし。模倣の裏にドロ沼の罠が待っている。
4:正しいビジネスをして、正しい会社を育てる。
5:自社のケイパビリティを認識し、有効利用すべし。

・お金に仕事をさせるにはどうしたらいいか。
 お金は、他社を想う気持ちのある人のもとでのみ、自らを増やそうと働いてくれるのだ。

まとめ

「投資」と「経営」のそれぞれの切り口から、勝利を手にするためのエッセンスが盛り込まれています。
特に後半の「経営」の中でたびたび登場するマイケル・ポーターの『競争戦略論』の考え方はとても学びがありました。
またアヤカの経営姿勢から、一貫してお客様に徹底的に寄り添うことの重要性も感じる一冊でした。
自分自身を一つの会社と見立て、人生や仕事においていかに成功をおさめるのか、と置き換えて読んでみると、さらに色々と気づきがあるように思います。

ご興味のある方は是非読んでみて下さい!
本日もお読み頂きありがとうございました!

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