センバツ高校野球の「誤審」に学ぶ、正直であることの大切さ。

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3/19(土)、雨天順延により1日遅れで春のセンバツ高校野球が開幕しました!
野球ファンにとっては待ちに待った球春到来です!

大会2日目、3/20(日)の第1試合、広陵(広島)vs敦賀気比(福井)の一戦で、とても珍しい「誤審」が起きました。
テレビで観戦していましたが、この「誤審」をめぐる審判団の事後対応が素晴らしいなと、とても印象に残りました!

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■どのような誤審が起きたのか?

その場面は4回裏ノーアウト1塁、広陵の攻撃。
打者が送りバントをした打球は1塁線際に転がります。
一旦はファールゾーンにいったものの、イレギュラーしてフェアゾーンに転がりこみました。
この打球に対して、一番近くで見ている球審はフェアと判定し、敦賀気比の守備陣はボールを1塁に送球し、送りバント成功。
と、思った矢先、なぜか1塁ランナーが1塁方向に戻ってきており、挟殺プレーの末タッチアウトでダブルプレー。

「ん???一体何が起きたんだ?」

私もテレビで見ていて状況が呑み込めず、混乱しました。
野球をしたことがない方には理解が難しいかもしれませんが、バントした打球が転がっているのに、1塁ランナーが1塁に戻ってくることはありえないことだからです。

一体何が起きたのか?
実は、2塁塁審が、バントした打球がファールであると勘違いし、両手を広げてファールのジェスチャーをしており、それを見た1塁ランナーは当然ファールであると認識し、1塁に戻ろうとしていたのでした。

これが今回の一連のプレーです。

なかなか文字だけだとイメージしにくいと思います。

YouTubeに動画もあがっていますので、よろしければ見てみて下さい。
審判団がアナウンスで誤審を認める!!【2022 選抜高校野球1回戦 広陵.vs敦賀気比】#2022選抜甲子園#1回戦#広陵#敦賀気比#誤審#謝罪 – YouTube

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■誤審に対する審判団の対応・判断

この2塁塁審の誤審に対し、審判団で30秒ほどの確認が行われたのち、球審よりこのプレーについて説明がありました。

ただいまのプレーについてご説明いたします。

打球がイレギュラーバウンドでフェア地域に転がりまして、フェアの判定をいたしました。

しかしながら、2塁の塁審が誤ってファールのジェスチャーをしてランナーを止めてしまいました。

守備は打者走者を1塁でアウトにしようという守備行為でした。

私たちの間違いでして、止めたランナーを2塁に進めて1アウト2塁で再開いたします。

大変申し訳ございませんでした。

■正直であることの大切さ

この一連のプレー・事後対応を見て感じたことは、「正直であることの大切さ」です。

人間なので誰でもミスはあります。
今回のケースでは、2塁塁審が早とちりしすぎてしまったことが誤審の要因で、本来は、フェアかファールの判断をすべき主審の判断を確認した後に、2塁審判もその球審の判断を走者に伝えるべきでした。

大事なことは、ミスを起こした後の対応です。
今回の審判団の対応、説明を聞いて、とてもすがすがしい気持ちになりました。
球審の説明の仕方も大変謙虚で、まず正直にミスを認めて謝罪し、かつ守備側のプレー(1塁ランナーを2塁で刺す意思はなかった)を冷静に分析した上で、極めて納得度の高い説明をしていると感じました。

ミスを起こしてしまうと、言い訳をしたくなったり、組織の論理でそれをもみ消そうとしたり、という気持ちが働いてしまうことは往々にして起こりますが、今回はそのようなことは一切なく、正直な印象がとても強く残りました。
本当に素晴らしい対応・説明だと思いました。

守備側の敦賀気比の目線で考えれば、主審のジャッジに従って正しくプレーを続け、一度はダブルプレーになったと思ったわけですし、相手にリードを許す展開の中で監督さんが納得いく説明を求めていたのは当然の姿勢だと思います。
後々映像も含めて冷静にこの状況を振り返れば、もちろん納得できる判断だと思いますが、そういった映像などが十分に確認できない試合中にどこまで説明に納得できたのかは、監督さんや選手の話を聞いてみたいところですね。
結果的にこの回、失点することはありませんでしたが、精神的な影響・動揺もあったと思いますので、その点は気の毒ではあります。

審判団が協議中、バックネット裏側からの映像がテレビでも流れ、誤審があったという状況が呑み込めた後、そこから球審の説明が行われるまで30秒~1分弱ほどの時間でしょうか、自分が審判だったらどうこの状況を整理するか・・・と一瞬考えましたが、1アウト2塁で再開するというアイディアは私には浮かびませんでした。
こういう判断の仕方もあるのだなと、勉強になりました。

野球の新たな一面を見れた面白さとともに、自分自身、仕事やプライベートで失敗をした時にとるべき姿勢として、大変多くを学ぶことができたシーンでした。

まだまだセンバツは続きます。
選手が本気でぶつかり合っているのと同じように、審判の皆さんも本気でジャッジを行って試合の規律を守っています。
そんな審判の皆さんの頑張りに思いをはせながら試合を見るのもまた、高校野球の楽しみ方の一つではないでしょうか。

引き続きセンバツを楽しみましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました!

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