2021年6月、日商簿記2級に合格しました!
簿記2級に合格した実体験をもとに、これから受験を志す方、現在勉強中の方の悩みを解決する情報発信を目指します。
今日の悩みはこちら。
試験時間がどうしても足りません!!
なにか良い時短テクはないですか?
この悩みに対する私の考え・アドバイスを書いていきます。
どうして時間が足りなくなってしまうのか?
結論から書きます。
時短のため、勘定科目の省略表記をマスターしよう!
詳しく解説していきます。
簿記の問題を解くためには、問題文にある取引についての仕訳を積み重ねることが必要です。
そしてそれらの仕訳を集計して、損益計算書や貸借対照表といった財務諸表作成につなげていきます。
正確に仕訳をしていくことはもちろん大切ですが、ここに時間をかけすぎると試験時間が足りなくなってしまいます。
「減価償却費」、「建物減価償却累計額」、「貸倒引当金繰入」など、正式名称を書いてるだけで時間が無くなってしまいます。
みなさんは勘定科目を正式名称で書いていませんか?
まじめな人ほど、勘定科目を書くのに時間がかかり、試験時間がなくなってしまっているのではないでしょうか。
そこでオススメするのが勘定科目の省略表記をマスターすることです。
勘定科目の省略表記とは?
私はこのテクニックをYouTubeの「公認会計士たぬ吉の簿記会計塾」の「なぜか簿記ができる人の特徴7選!」という動画で知りました。
このテクニックを知ってから、仕訳のスピードが格段に短くなりました!
たぬ吉さんに感謝です!
是非読者の皆さんも動画を見てみて下さい!
省略表記とは、このような感じです。
例えば、以下のように仕訳を書きます。
★商品5,000円を掛けで販売した。
→ 売× 5,000 / S 5,000
★買掛金3,000円の支払いのため小切手を振り出した。
→ 買× 3,000 / 当よ 3,000
★貸倒引当金を2000円計上した。
→ 貸くり 2,000 / 貸引 2,000
★建物の減価償却費300,000円を計上した。
→ DEP 300,000 / 建DEP累 300,000
このように省略表記することで、仕訳の時間を大幅に短縮することができます!
ブログを読むだけだと実感しにくいかもしれませんが、自分で手で書いてみると実感できると思います。
まとめ~是非やってみましょう!
私も最初は慣れない感じがしましたし、仕訳後に集計する際見落としてしまうのではないか、という不安もありましたが、問題演習を重ねていくうちに慣れていき、不安はなくなりました。
上記の例以外でも、自分がわかるのであれば、どんどん省略表記を取り入れていくといいですね。
時短という非常に大きなメリットがありますので、是非活用してみて下さい。
時間が足りない!
というのは簿記2級の勉強する多くの方に共通する悩みです。
ちょっとしたテクニックでその悩みが軽減され、合格に近づきます。
良いと思えるものはどんどん取り入れながら、合格を目指しましょう!
皆さんのチャレンジを応援しています!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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