目標を達成するために大切なことは何でしょう?
まず、明確な目標を立てること。
そして、その目標に対する進捗状況を定期的に見直し、軌道修正をしていくこと。
であると私は考えています。
毎年資産+10%という目標達成を目指して、今日も1週間の株価の動きを振り返り、ポートフォリオの見直しを行います。
■今週末時点での最新株式投資ポートフォリオ
今週末時点での保有銘柄一覧は下記の通りです。
記載してある銘柄を推奨しているわけではありません。
(日本株で取得原価の大きい順、米国株で取得原価の大きい順に並べています。)
■先週末からの変化
資産総額は先週末から▲151,839円(▲5.0%)の2,857,822円でした。
今週は2銘柄購入しました。1つはIPO抽選で当選した日本調理機、もう1つは米・ビヨンドミートです。
日本調理機はIPOで公開価格(2,710円)+20%あたりで寄り付いたら初値で売却、というという計画でしたが、初値は2,750円(公開価格+1.5%)と低く、終値は2,688円(公開価格▲0.8%)でした。
その後も3日続落と、かんばしくないスタートとなりました。
幸い配当利回りが4.5%超と高いので、気長に長期保有できなくもないですが、現金比率がかなり下がってしまいましたので、上場初値あたりまで戻ったら手仕舞いをしようと考えています。
このまま下がってしまったら、腹をくくってじっくり配当を頂く作戦に切り替えます。
ビヨンドミートは11/10(水)の決算発表を受けて翌日に大きく下落したところで購入しました。
大豆ミートの普及により、消費者に近い目線で世界の脱炭素化を牽引できる会社として今後の成長を期待しています。
直近の決算発表内容が嫌気されはしましたが、もともと今期も来期も赤字見通しでしたし、株価が大きく調整したことで「5年で株価2倍」を十分に狙えるタイミングと判断しました。気長に応援していきます。
先週末比で大きく動いた銘柄(±5%)は以下の通りです。
【上昇】ネットフリックス:+5.7%
【下落】チャームケア:▲16.7%、テスラ:▲15.4%、楽天グループ:▲7.2%
チャームケアは11/9(火)の決算発表を受けて大きく下落しました。
収益認識基準適用による見え方などもあり、決して悪い決算だとは思っていないので、心配はしていません。
チャームケアの決算発表についての私の考え方は別の記事に書きましたので、よろしければご覧ください。
【チャームケア】21/11/8決算発表内容と私の投資戦略
テスラはイーロン・マスクCEOによる保有株式売却のニュースなどもあり、大きく下落しました。
本業になにか影響があるわけではなく、テスラの将来性は変わりありませんので、少なくとも年内に売却予定はありません。
年初(2,577,275円)からの成績は+280,547円(+10.9%)です。
先週に続き、今週もなんとか年間+10%圏をキープしました。
ただ、特に保有比率の大きい銘柄が大きく下げると資産全体が一気に減るので、油断せずに、今後も観察を続けていきます。
■ポートフォリオの観察
今週も、以下の指標に沿って、ポートフォリオを観察していきます!
・投資資産の10~30%は現金で保有する。
・銘柄の種類が偏りすぎないようにする & 国際分散の観点で、外国株(主に米国株)を10~30%保有する。
・同じ業界・ジャンルの保有は10~30%まで。
・1銘柄は投資資産の20%まで。
・投資銘柄数は25銘柄程度まで。
●投資資産の10~30%は現金で保有する。
現金比率は1.6%です。
日本調理機、ビヨンドミートの購入により、現金比率は大きく下がりました。
IPOで当選した日本調理機はもともと初値で手仕舞いするつもりでしたので、今後株価が上場初値あたりまで戻れば売却し、現金比率を高めたいと思っています。
相場はいつ暴落するかわかりません。
常に10%くらいは現金を持っておき、暴落の際の空売りヘッジ資金、安くなった銘柄を買っていく資金、滅多に当選しませんがIPO資金として持っておきたいです。
(IPOもいつでも上がるわけじゃない、というのは今回いい勉強になりました。汗)
●銘柄の種類が偏りすぎないようにする & 国際分散の観点で、外国株(主に米国株)を10~30%保有する。
「成長」銘柄の比率が47.6%です。
狙っているのは購入から5年で株価2倍を期待できる銘柄です。
四季報や財務諸表から成長が見込める銘柄を探し、割安になったタイミングでしっかり買えるように観察し続けます。
ポートフォリオ全体のバランスを考え、比率は50%程度までが目安ですが、多少のオーバーは許容しながら、保有銘柄の手仕舞いのタイミングや次の戦略を練りつつ観察を続けていきます。
「優待」銘柄は6.4%と10%以内なのでOKです。
「大型」銘柄も12.5%と、10~30%に収まっているのでOKです。
「海外」銘柄も22.6%と10~30%に収まっているのでOKです!
海外、特に米国には非常に成長性・収益性の高い企業も多く、配当等株主還元の意識も日本より高いため、将来的には、海外銘柄は40%くらいまで増やしてもいいかなと、考えています。
今後も銘柄の種類のバランスをチェックしながら、戦略を立てていきます。
(銘柄の種類についての考え方については8/1投稿の『投資対象ジャンル、どうやって決めてる? 私なりの分類の考え方。』をご参照ください。)
●同じ業界・ジャンルの保有は10~30%まで。
「環境」関連の比率は41.9%です。
今週テスラの株価が大きく調整した一方で、ビヨンドミート購入により増加しました。
ビヨンドミートは大豆ミートなど植物由来の代替肉を使用しています。
イギリスで開催されているCOP26でも牛などの家畜から吐き出されるのメタンガスが話題になりましたが、同社が提供する大豆ミートが普及することによって脱炭素に貢献するという見方から、「環境」関連の銘柄に分類しています。
「環境」関連の比率は30%をオーバーしていますが、レノバとテスラの株価が昨年秋口から大きく伸びたためです。
長い目で成長していくテーマだと思うので、多少のアンバランスは許容して持ち続けます。
「生産性向上」関連は現在保有が少なく、「グローバル」関連は現在保有がありませんが、どちらも狙っている銘柄はいくつかあるので、株価が下がってくるのを観察しながらじっくり待ちたいと思います。
「その他」が21.2%と多いです。
この分類は今年3月から始めたもので、それ以前に買った銘柄は分類にあてはまらないものもあるで、この銘柄群は今後少しずつ手仕舞っていき、比率は下がっていく予定です。
(銘柄の業界・ジャンルについての考え方については8/1投稿の『投資対象ジャンル、どうやって決めてる? 私なりの分類の考え方。』をご参照ください!)
●1銘柄は投資資産の20%まで。
現在の保有比率ベスト3は1位レノバ(19.5%)、2位テスラ(16.5%)、3位チャームケア(10.4%)です。
いずれの銘柄も保有比率が投資資産の20%を超えていないのでOKです。
先週まで保有比率1位だったテスラが▲15.4%と大きく調整しました。
保有比率の高い銘柄の株価が下がると資産全体への影響も大きいですが、これは仕方ないですね。
1つの銘柄に資産が偏り過ぎないように、意識していきたいと思います。
●投資銘柄数は25銘柄程度まで。
日本調理機、ビヨンドミートの2銘柄が加わり、現在、保有銘柄数は16銘柄です。
25銘柄以内なのでOKです!
現金比率が大きく下がってしまったため、日本調理機については近日中に売却予定ではあります。
資産の10%の現金比率は保ちながら、チャンスが訪れれば有望な銘柄をポートフォリオに組み込む、これを続けていきたいと思います。
■まとめ
私はこのような感じで毎週保有銘柄のポートフォリオを見直して、バランスに異常がないかチェックしています。
目安にしているパーセンテージや銘柄分散の考え方については投資を続けながら色んな知識や考え方を吸収して、より良いやり方をどんどん取り入れていきたいと思っています!
投資のやり方・考え方は人それぞれです。他人のことは気にしなくていいと思いますが、他の人のやり方・考え方に興味がある方は、一つのサンプルとして参考にして頂けますと幸いです。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますが、軌道修正をしながら目標(毎年資産+10%)にむかって前向きに頑張っていきたいと思います!
共に頑張りましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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