日本と言えば桜!株探注目のインバウンド銘柄6選!

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桜の季節が近づいてきました!

桜を目当てに日本を訪れる外国人も多く、訪日外客数がコロナ禍前を上回る水準にまで回復した今、注目を集めそうなのがインバウンド銘柄です。

3/23(土)の株探の記事に注目のインバウンド銘柄6銘柄が紹介されていました!

詳細はこちらをご参照ください。

サクラ満開ロードへ! 爆騰DNA開花「インバウンド特選6銘柄」 <株探トップ特集> | 特集 – 株探ニュース (kabutan.jp)

株探の記事のコメントを抜粋しつつ、各社の業績推移をグラフにして紹介します。

投資候補の情報として参考になれば幸いです。

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■2月の訪日外客数は前年比9割増で過去最高!

まずは直近の訪日外客数から見ていきましょう。

2013年から現在までの月ごとの訪日外客数の推移は以下の通りです。

コロナ禍の2020年、2021年は訪日外客数がピタッと止まってしまいましたが、随分と回復してきたことがわかります。

2023年10月には、コロナ禍以降初めてコロナ禍前の訪日外客数を上回り、直近の2024年2月は2019年比+7.1%の278.8万人を記録しました。

単月での過去最高299.1万人(2019年7月)を超える日も近いでしょう。

■注目の6銘柄

さて、そんな中、注目されるのがインバウンド関連銘柄です。

株探で紹介されていたのはエアトリ、インバウンドプラットフォーム、手間いらず、寿スピリッツ、マツキヨココカラ&カンパニー、ツカダ・グローバルホールディングの6銘柄です。

1社ずつ見ていきましょう!

・エアトリ

株探のコメントはこちら。

エアトリは航空券予約サイトのほか、旅行やホテル関連の商材を取り扱うサイトを運営する。
また、ITオフショア開発、投資事業など幅広く手掛けている。
主力の旅行事業では国内航空券が好調で収益を牽引し、海外旅行も回復基調が鮮明。
24年9月期第1四半期(23年10~12月)は売上高が前年同期比27%増と大幅な伸びを示し、営業利益も増収効果を反映して同69%増の9億8000万円と急拡大した。
通期の営業利益見通しは10億円(前期比51%減)を見込んでいるが、大幅な増額修正が濃厚な状況といえる。
同社はトップラインの伸びが顕著ななかも、グループ連結取扱高5000億円を目指す中長期成長戦略「エアトリ5000」を最速で達成することを目指し、成長投資にも積極的に取り組んでいる。
そのため、利益見通しはあえて保守的な傾向があるが、その分将来への伸びしろが大きい。
株価は目先底値圏からの離脱を鮮明としているが、株価水準的には初動であり、早晩2000円台を地相場とする強調展開が見込まれる。

同社の業績推移と株価は以下の通りです。

・インバウンドプラットフォーム

株探のコメントはこちら。

インバPFはWi-Fi端末のレンタル事業を展開するが、多言語対応を強みとし訪日外国人向けで高水準の需要を捉えている。
日本国内には無料の公衆無線LAN環境が整備されていないことで、同社の活躍余地は大きい。
また、日本に在留する外国人を対象に生活情報サポートや煩わしい取次業務を請け負うライフメディアテック事業でもニーズを確保している。
エアトリが同社の66%強の株式を保有する親会社だ。昨年8月に東証グロース市場に新規上場したニューフェースだが、業績はまさに日の出の勢いで急拡大途上にある。
営業利益は23年9月期の2.6倍化に続き、24年9月期も前期比34%増の4億5000万円を見込む。
今後は外国人向けビジネスの多角化を図る方針で成長戦略にも抜かりがない。
今年1月末からナビタイムジャパン(東京都港区)と連携し訪日・在留外国人向けに新幹線チケットの手配サービスをスタートさせている。
株価は大底離脱の第一歩を踏み出した段階で、2月中旬の戻り高値水準である2000円大台ラインが最初の目標に。

同社の業績推移と株価は以下の通りです。

・手間いらず

株探のコメントはこちら。

手間いらずはホテルなど宿泊施設を対象とした予約管理システムの提供を主力とし、旅行サイト運営会社との協業なども積極的に進め業容を広げている。
コロナ禍から脱しここ訪日外国人が急増傾向をたどるなか、宿泊施設の稼働率が高水準となっていることで同社が手掛ける一元管理アプリケーション「TEMAIRAZU」シリーズも順調に需要を獲得している。
24年6月期上期(23年7~12月)業績は営業利益段階で前年同期比10%増の7億2000万円と好調で、通期予想の12億9700万円(前期比3%減)は14億5000万~15億5000万円程度に増額修正される公算大、減益予想から一転2ケタの利益成長を達成し、連続で過去最高を更新する可能性が高い。
株価は2月中旬を境に下値切り上げ波動を明示、時価は3000円台前半まで浮上しているが、昨年1月につけた昨年来高値5250円からは依然として2000円近くディスカウントされた水準にあり、ここからの戻り余地は大きいと判断される。

同社の業績推移と株価は以下の通りです。

・寿スピリッツ

株探のコメントはこちら。

寿スピリッツは菓子製造・販売の大手で、数多いグループ会社を通じて北海道をはじめ全国各地の地域限定菓子を販売している。
北海道に拠点を置く「ケイシイシイ」や首都圏で洋菓子を展開する「シュクレイ」などが主力で収益押し上げの原動力となっている。
アフターコロナに伴う経済活動正常化で国内旅行需要の拡大が顕著となり、訪日外国人の購買ニーズも強力な追い風だ。
外国人採用を積極化して外国語での接客にも抜かりなく対応を進めている。
23年3月期は売上高が前の期比56%増の501億5500万円、営業利益は同7.1倍の99億5100万円と驚異的な伸びで、一気にピーク利益更新と気を吐いた。
続く24年3月期も増収効果を映して営業利益が前期比43%増の141億9200万円と連続で最高を更新する見込み。
25年3月期以降も2ケタ成長が続く可能性が高い。
株価は昨年11月下旬に2400円台で戻り高値を形成してから、中長期にわたる調整を余儀なくされたが、直近は底入れ反騰色を強めている。
2000円近辺は買い場に。

同社の業績推移と株価は以下の通りです。

・マツキヨココカラ&カンパニー

株探のコメントはこちら。

マツキヨココはドラッグストア大手として存在感を示すが、今から約2年半前の21年10月に旧マツモトキヨシホールディングスと旧ココカラファインが経営統合し、持ち株会社として誕生した。
経済正常化に伴う人流回復とインバウンド特需を取り込み足もとの業績は絶好調、化粧品需要の拡大や医薬品の伸び、更に物流効率化などに伴うコスト低減効果によって収益力に磨きがかかっている。
営業利益は過去最高を大幅に塗り替えた23年3月期に続き、24年3月期も、前期比21%増の755億円予想とピーク利益更新が続く見通し。
マンダムとメンズ化粧品の共同開発を進め、花王とは日焼け止め商品の共同企画に取り組むなど化粧品関連会社との協業にも積極的で、消費者ニーズの掘り起こしに余念がない。
株価は2月26日の戻り高値2746円をつけた後に調整局面に移行したが、ここにきてソーサーボトムを形成し戻りトレンドに突入。
早晩5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを経て上げ足を強める展開が予想される。

同社の業績推移と株価は以下の通りです。

・ツカダ・グローバルホールディング

株探のコメントはこちら。

欧米邸宅風施設を使った婚礼ビジネスを直営展開しており、コロナ禍を経てリオープン環境での需要拡大が続いているほか、傾注するホテル事業がインバウンド特需を享受し収益押し上げに貢献している。
ホテル事業は世界60カ国以上に広がるインターコンチネンタルホテルズ&リゾーツから受け継いだハイクオリティーな接客で好評を博し、稼働率と単価いずれも上昇基調にある。
現在、東京都内に3カ所、名古屋に1カ所の計4つの高級ホテルを運営している。
業績は23年12月期に営業利益が前の期比80%増の53億4100万円と大幅な伸びを達成しており、最終利益段階では補償金特益なども加わり過去最高を更新した。
24年12月期営業利益はインバウンド効果による一段の単価上昇が見込まれることで60億300万円(前期比12%増)予想と2ケタ成長を維持する見通しだ。
株価は400円台と値ごろ感があるほか、PER、PBRいずれも割安感が強く狙い目となる。
テクニカル的にも400円台前半で売り物がこなれており上放れの機が近い。

同社の業績推移と株価は以下の通りです。

■おわりに/インバウンド銘柄

株探注目のインバウンド銘柄、いかがでしたか?

どの銘柄も非常に興味深く、投資の切り口としてとても面白いなと感じました。

この株探の考察に、株価の推移、業績の推移を加えることで、さらに深く投資候補を研究できたのではいでしょうか?

訪日外客数が回復してきており、また非常に円安の今、インバウンド銘柄に注目が集まりやすい環境ではありますが、リスクに目を向けることも大切です。

2020年、2021年のような感染症、為替、戦争など、訪日外客数は世界の外部環境に大きく影響を受けます。

訪日外客数が伸びているうちは業績もいいのに、訪日外客数が減ると業績が急降下する、といった銘柄では安心して長期保有できませんね。

そのような観点からすると、2020年、2021年にもしっかり黒字を残せているか、売上高が激減していないか、株価がどのように動いたか、というのは銘柄を見る時の重要なポイントになるかもしれませんね。

個人的には、以前から継続的に缶査察している手間いらずが取り上げられていたのは嬉しかったです。

皆さんはどの銘柄に注目しますか?

今後ますます人口が減少していく日本が経済的に成長していくためには、インバウンドがかかせません。

長い目でみて成長できる銘柄を探していきたいですね。

本日もお読み頂きありがとうございました!

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