セブン・サムライの魅力は?!過去10年の業績をチェック!

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最近にわかに話題の「セブン・サムライ」。

・SCREENホールディングス
・アドバンテスト
・ディスコ
・東京エレクトロン
・トヨタ自動車
・SUBARU
・三菱商事

日本版『マグニフィセント・セブン』とも言われる7名柄の魅力はどこにあるのか?

過去約10年の業績(売上高・営業利益・純利益・EPS)の推移を見ていきましょう!

また、2024年3月号の会社四季報コメントも記載します。

過去からの業績推移と、直近及び未来に対するコメントを見比べて、投資判断にお役立てください!

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■SCREENホールディングス(7735)

連続最高益】FPD装置の赤字縮小。柱の半導体製造装置は台湾向け低迷でも好採算の中国新規顧客向け活況でカバー。25年3月期は下期にかけて台湾向け回復、中国も高水準持続。新工場稼働で償却増でも生産効率化でこなして純益更新。連続増配
【増 強】彦根で80億円投じた新棟が1月竣工、フル稼働で事業所の生産力2割増。量子ベンチャーを持分化、新規事業種まき。

■アドバンテスト(6857)

好 転】非メモリー向けはスマホやPC需要回復遅れ苦戦。ただ超高速メモリー『HBM』向けの伸び想定超。減益幅やや縮小。25年3月期はAI半導体需要活況でHBMの出荷本格化。下期からスマホなど非メモリー向け回復。償却増こなし営業益好転。
活 況】韓国顧客が大増産中のHBM市場は年率50%増見込み、すでに25年初までの引き合い獲得。部材の先行確保進める。

■ディスコ(6146)

最高益】柱の装置は中国顧客中心にパワー半導体向け伸びる。ただ量産用途苦戦、人件費増もきつく営業益は一歩後退減配。25年3月期はパワー半導体伸び悩むが、量産用途が回復。高性能メモリー『HBM』向け中心にAI半導体向けも貢献最高純益
【布 石】広島、長野の既存工場近隣地で増産にらみ用地取得進める。AI半導体向けは24年度売上高500億円規模を視野。

■東京エレクトロン(8035)

上向く】半導体製造装置のロジック向けは顧客投資抑制が打撃、償却も増。ただ中国活況で営業減益幅縮小。25年3月期は下期にかけロジック顧客の投資復調。AI用高性能品が牽引し、DRAM向けが急回復
大投資】次の半導体サイクル山場に備え24~28年度で設備投資7000億円計画(19~23年度の5年間累計の約2倍)。人材も同期間に1万人採用予定で業容拡大へ。

■トヨタ自動車(7203)

高水準】世界販売1123万台(前期比6%増)。日米軸に高単価SUV好調。円安効果や販価是正が想定超。増配。25年3月期は中国停滞だが好採算HV伸長の日米欧が好調。生産台数増も押し上げ営業益高水準
【岐 路】ダイハツの認証不正受けアジア軸に展開する小型車戦略の見直しを検討。TSMCの熊本工場運営会社に2・0%出資、需要増す先端半導体の安定調達へ布石。

■SUBARU(7270)

増 勢】世界販売98万台(15%増)。国内下振れだが、米国が新型SUV好調、値上げ順調で想定超。円安も後押し。為替差益。25年3月期も米国が需要旺盛で伸長。日本も部材不足ほぼ解消し堅調。研究開発等の費用一段増こなす。記念配剥落だが増配も。
【責任者職】モノづくり等5分野に最高責任者職新設。横串機能強化と責任明確化狙い。国内で新車サブスクサービス初夏開始。

■三菱商事(8058)

反 発】LNG、自動車堅調。コンビニも伸びる。が、資源市況一服、不動産運用会社売却益剥落。25年3月期はLNG、豪州原料炭、自動車が稼ぐ。一部原料炭権益売却、ローソン再評価益が効いて純益反発
【過去最大】9月末まで上限4億1700万株、5000億円の自己株買い実施。KDDIのTOBでローソンが非公開、持分法会社に。保有するKFC全株売却を検討。

■おわりに

SUBARUについてはイマイチな面もありますが、他の6社は近年売上高もEPSもしっかり伸びていることが見て取れますね。

株価が上がると「乗り遅れまい!」と焦って買ってしまいがちですが、1社1社、しっかり業績の推移を頭に入れた上で投資判断したいものですね。

この記事が皆さんの投資に少しでも役に立てば幸いです!

本日もお読み頂きありがとうございました!

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