株主優待。
株式投資の魅力の一つですね。
この時期12月決算会社からの株主優待が手元に届いている方も多いのではないでしょうか。
我が家にも、キリンHDとライオンから株主優待が届きました!
株主優待の内容や、優待も含めた総合利回りなどの情報をお伝えします。
■今年の株主優待の内容
今回頂いた優待の内容はこちらです。
■キリンHD
キリンHDの株主優待は、以下の5つの中から選択可能です。(100株保有の場合)
1.キリンビール商品(キリンビール詰め合わせセット(合計4本))
2.キリンビバレッジ商品(清涼飲料詰め合わせセット(合計7本))
3.機能性表示食品(キリンiMUSE免疫ケアサプリメント)
4.キリンシティお食事券(1,000円相当(1,000円券×1枚))
5.飲酒運転事故被害者支援募金への寄付(公共財団法人交通遺児等育成基金へ寄付)
選択肢があるのは良いですね。
株主優待申し込みサイトから、応募する形になります。
私は昨年に続き、キリンビール詰め合わせセットを選択しました!
一番搾り(2本)とSPRING VALLEY(豊潤1本、シルクエール1本)、到着が楽しみです。
(4月中旬から順次発送開始予定。)
■ライオン
ライオンの株主優待は「新製品ご紹介セット」です。
以下の5点アイテムが送られてきました。
・キレイキレイ 99.99%除菌 ウェットシート(アルコールタイプ)
・キレイキレイ 薬用 泡ハンドソープ(2023年8月自然切替)
・NANOX one PRO(2023年9月発売)
・ソフラン エアリス(パティオ)(2023年4月発売)
昨年発売された新商品も含め、5種類もあるのは嬉しいですね!
こうした新製品がヒットし業績に寄与してくれるのかも注目ですね。
■株主優待の対象となるための条件
株主優待の対象となるための条件はこちらです。
■キリンHD
「6カ月以上保有」などの条件はないため、12月の権利確定日に100株以上保有していれば、優待の対象になります。
これはなかなかいいですね。
なお、「1,000株以上保有の場合」、上記の優待の内容が拡充されることに加え、メルシャン商品として「カッシェロ・デル・ディアブロ」の人気ワイン2品種セット(カベルネ・ソーヴィニヨン/シャルドネ、各1本合計2本)が選択肢に加わります。
■ライオン
2025年12月末日を基準日とする株主優待(2026年3月上旬発送予定)から、「1年以上継続保有」が条件として変更になりましたのでご注意ください!
なお、「500株以上保有の場合」、「1,000株以上保有の場合」といった、保有株数による内容の違いはありません。
私もそうですが、100株だけ保有しているという方も多そうですね。
■優待を含めた総合利回りを検証
現在(24/3/13終値)の株価、PER、配当利回り、優待を含めた総合利回りなどは以下の通りです。
■キリンHD
株主優待は1,000円として、計算しています。
「配当+優待」の総合利回りは3.95%です。
配当利回りも3%を超えますので、なかなかいい水準だと思います。
配当、優待、どちらも楽しめる銘柄です。
■ライオン
株主優待は1,000円として、計算しています。
「配当+優待」の総合利回りは2.77%です。
利回りとしてはあまり高い水準ではありません。
2025年以降は長期保有が条件に加わりましたので、その影響が株価にどう出るかも気になるところです。
■株主還元の方針
両社の2024年度の株主還元方針、配当方針は以下の通りです。
■キリンHD
財務戦略上の優先順位として、無形資産投資(人財、マーケティング、R&D、ICT強化)に続く2番目として配当を位置付けています。
EPSを増加させることで配当を中心に株主還元していくことを目指しており、平準化EPS(※)に対する配当性向40%以上を目指しています。
※平準化EPS=平準化当期利益 ÷ 期中平均株式数
※平準化当期利益=親会社の所有者に帰属する当期利益 ± 税金等調整後その他の営業収益・費用等
■ライオン
自社株買いと配当について、それぞれ方針が示されています。
配当については、前年までの「連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施」から「累進配当を基本とし、連続配当性向30%を目安に、収益の向上を通じて増配を実現」にトーンが強められました。
近年、利益の伸び悩みが見られ、配当性向も高まってしまっていたためやや不安を感じていましたが、強気の見通しとなりました。
利益創出力が高まり、増配率も高まっていくことを期待しています。
■おわりに
株主優待は株式投資の楽しみの1つですね。
目に見える形で株式投資のリターンが届くとやはり嬉しいものですね。
「株は危険」という思いの強い家族に対しても、
へぇ、こんなのもらえるんだ。いいね。株も悪くないかもね♪
と思ってもらえるきっかけになるかもしれません。
これからも優待銘柄を少しずつ増やして、株式投資の楽しみを味わっていきたいと思います。
本日もお読み頂きありがとうございました!
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