本日、革靴を新調しました!
革靴はサラリーマンの必須アイテム。
新しい靴を買うと、なんだか気持ちが引き締まりますね。
以前からスーツやビジネスアイテムを買うのはだいたい洋服の青山さん。
特にこれっていう理由はないのですが、実家の近くにあって就活の時から行っていたのと、クレジットカード会員特典で毎年もらえる割引券があるので、いつも使ってます。
今回買った革靴のメーカー、どこだと思います?笑
少し角度を変えて、写真をもう1枚。
そう、スポーツ用品でおなじみの、ミズノさんでした。
へぇ!ミズノも革靴つくってるんですね!
少年時代から野球をやっていた私にとってはとても身近な会社です。
あれ、そういえば、どちらの会社も上場企業ですよね・・・。
■ピーター・リンチの言葉
著名投資家のピーター・リンチは、このような言葉を残しています。
少し意識的に自分の仕事や近所の商店街で起こっていることを見るだけで、ウォール街が気がつくよりずっと以前に、すごい銘柄を見つけることができる。
一般投資家のなかには、町に行ってドーナツを食べることが株式の基礎的調査の第一歩になる、と気づいていない人が多くみられる。
そう。
意外と投資のヒントというのは身近なところに転がっているものです。
せっかくの機会なので、洋服の青山とミズノ、両社の株価・業績を見てみます。
■青山商事≪8219≫の株価・業績
洋服の青山を運営する青山商事、直近5年の株価は以下の通りです。
あれれ、コロナ禍前から下落を続け、その後も低空飛行が続いていますね。
業績の推移を見てみましょう。
株価の推移と同じく、2019年3月期から減収減益が続き、2020年3月期・2021年3月期は2期連続で赤字となりました。
徐々に回復傾向がみられますが、売上高・純利益ともにコロナ禍前の水準には戻っていません。
リモートワークの普及によるスーツ需要の減少(私も着る頻度が半分以下になりました)、生産労働人口の減少により、将来性は明るいとは言えなさそうです。
現在は、オーダー商品の拡大に力を入れているようですが、果たして。。
■美津濃≪8022≫の株価・業績
ミズノブランドを展開する美津濃、直近5年の株価は以下の通りです。
2020年のコロナショックでは大きく下落したものの、その後じわじわと上昇し、現在は過去5年の中でも高値圏で推移しています。
5/30(火)の終値は3,650円。
コロナショック時の安値1,487円からは約2.5倍の水準です。
業績の推移を見てみましょう。
過去8年、赤字の年はないものの、2017年3月期の純利益は前年比▲65.9%の710百万円と、もう少しで赤字のところまで低迷。
売上高も年々減少するなど苦しい状況が続いていました。
しかしながら、2022年3月期からは回復に転じ、2023年3月期は売上高・営業利益・純利益とも過去最高を記録しました。
業績の回復が株価の回復にもつながりました。
海外ではゴルフクラブやサッカースパイク、国内では野球、フットボールなどが好調だったようです。
カタールW杯(サッカー)やWBC(野球)の好影響もあったのかもしれません。
日本国内において、スポーツイベントの盛り上がりやコロナによる行動制限解除は短期的には追い風でしょうが、長い目では少子高齢化・人口減少が進んでいきます。
現在売上高の38%を占める海外比率(米州:15%、欧州:12%、アジア・オセアニア:11%)をどれだけ伸ばしていけるかが重要になるでしょう。
同社では、2025年度(2026年3月期)に海外売上比率40%を目指しています。
■おわりに
両社の株価・業績を見比べてみると、「やはり株価は業績に連動するものだな」と感じます。
・短期的には様々な要因で株価は動きますが、長期的には業績に連動する。
・なので、業績を丁寧に観察して、短期的な要因で株価が下がった時に買っていく。
これが私の基本投資スタンスです。
投資のヒントは意外と身近なところに転がっているものです。
自分が買ったもの、使っているもので、人に薦めたいような良い商品・サービスはありますか?
もしいい商品・サービスであれば、それを提供する会社の業績は今後伸びていく、そして株価も伸びていくかもしれません。
日々の生活にちょっとアンテナを張り、伸びそうな会社を感じ取っていきましょう!
なお、冒頭で触れた洋服の青山のクレジットカード特典はこちら。
(ちょうど今日ポストに投函されてました。)
3,000円分の「特別商品割引券」と、お買い物代が10%OFFになる「特別商品優待券」です。
年会費1,375円(税込)ですので、悪くないかと思ってます。
(去年より、実はちょっと改悪されています。業績苦しいからかな・・投資するなというサインかな?)
どちらも有効期間は1年。
また新しいワイシャツとかが必要になった時に活用します。
本日もお読み頂きありがとうございました!
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