本から学べることはたくさんありますね。
私も投資に活きる考え方、メンタルのコントロールに活きる考え方、人とのコミュニケーションに活きる考え方等、さまざまな考え方を本からたくさん学んできました。
そしてこれからも学び続けたいと思います。
今日は私が学びを得た本を紹介します。
今日紹介するのはシェリル・サンドバーグ氏、アダム・グラント氏著の『OPTION B~逆境、レジリエンス、そして喜び』です。
私は逆境を跳ね返すための心の在り方、考え方を学びました。
著者について
シェリル・サンドバーグ氏はフェイスブックCOO(最高執行責任者)であり、慈善活動家です。
米財務省首席補佐官、グーグルのオンライン・セールス担当副社長を歴任し、フェイスブックでは同社初の女性役員となりました。
著書に『LEAN IN~女性、仕事、リーダーへの意欲』があり、女性の目標達成を支援する「LeanIn.Org」の創設者でもあります。
2人の子供とともにカリフォルニア北部に在住しています。
アダム・グラント氏はペンシルベニア大学ウォートン校教授であり、心理学者です。
意欲や生きがいを見出し、より豊かで創造的な生を送るための研究の第一人者で、アメリカ心理学会と国立科学財団から業績賞を受賞し、ニューヨーク・タイムズにも論説を寄稿しています。
著書には『ORIGINALS~誰もが「人と違うこと」ができる時代』『GIVI&TAKE~「与える人」こそ成功する時代』があります。
妻と3人の子供とともにフィラデルフィアに在住しています。
内容について
本著は著者シェリル・サンドバーグが休暇先で最愛の夫デーブを亡くすシーンから始まります。
夫の急死と彼女がどのように向き合ってきたのか、その葛藤が描かれています。
人生は思い通りにいくことばかりではないし、生きていれば誰だって苦難に遭遇する。
つまり人生は「オプションB(=次善の選択肢)」の連続、その中でどう生きていくのか、というメッセージが込められています。
本著は以下のような章立てで構成されています。
1.もう一度息をつく
2.部屋の中のゾウを追い出す
3.友情のプラチナルール
4.自分への思いやりと自信-自分と向き合う
5.逆境をバネに成長する-未来の自分が私をつかんでくれる
6.喜びを取り戻す
7.“レジリエント”な子どもを育てる
8.一緒に強くなる
9.仕事での失敗と学び
10.もう一度、愛し笑う
印象的なフレーズ
本著の中で印象的だったフレーズをいくつか紹介します。
・「ごめんなさい」を禁句にすると、でかかった言葉を何度ものみ込むうちに、いつしか自責化から解放された。
・私の立ち直りにもっとも役立ったことのひとつは「考え得る最悪の事態が起こっていたら」と想像することだった。
・自己への思いやりはとても大切なわりに話題に上ることが少ない。友人に対してもつような思いやりを、自分自身に対してもつこと。
・自己への思いやりは「人間である以上、落ち度があるのはあたりまえ」という認識から始まる。
・自分が死んでいたかもしれないと考えれば、こう受け止められる。「そんなことなんでもないわ。こうして生きていられるんだから」って。
・喜びの瞬間に目を向けるには、意識的な努力が必要である。人はポジティブなことより、ネガティブなことに注意を払うようにできているからだ。
・困難こそが成長のチャンスだと子どもに教えましょう。
・後悔はやったことではなく、やらなかったことに対して感じるものよ。
・批評に対してオープンになれば、ますます多くのフィードバックが得られ、一層上達できる。
まとめ
人生は楽しいこともあれば、辛いこともありますね。
自分が思う通りに事が運ばない時や挫折した時に、どのように考え、どのようにふるまうか。
逆境にぶちあたった時に、どのようにそれを跳ね返していけるか。
そのための心の在り方、考え方を学びたい方にはおすすめの一冊です。
ご興味のある方は是非読んでみて下さい!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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