皆さん、2023年はいかがでしたか?
資産は増えましたか?!
Xでアンケートをとった結果は以下の通りです!
ご回答頂いた方、ありがとうございました!
2023年もお疲れ様でした!
— かたつむり君@決算分析&個別株投資 (@posikatatsumuri) December 27, 2023
ところで、今年1年、資産は増えましたか?
(株式に限らず、資産全体で)
「増えました!」という方、おめでとうございます!
未来の自分に余裕が生まれますね。
その蓄えを将来有益に使っていきましょう!
「減りました!」という方、きっとその分大事なことにお金を使えたのだと信じています!
お金は貯めることが目的ではないですからね!
「わかりません!」という方・・・。
え?わからない?
それはまずいですね。笑
蓄財の第一歩は、自分の収入と支出を把握すること。
つまり「家計簿」がカギになります。
年の節目は新しいことを始めるいいきっかけです。
2024年は、家計簿を始めてはいかがですか?
かれこれ10年ほど家計簿をつけ続けて感じた3つのメリットを紹介します!
■メリット(1)支出が把握できる
家計簿をつけるメリット、1つ目は、支出が把握できることです。
意外と多いんです、自分の支出を把握できていない人。
家計簿をつけることで
あ、こんなことにこんなにお金を使っていたのか・・・
このお金の使い方、よくなかったなぁ・・・
など、色々気づくことがあります。
「無意識の支出」は資産形成の大敵。
気づかぬうちに自分のお財布からお金が流れ出ているかもしれないですよ。
・コンビニでのちょっとした買い物
・週末の交通費
・ATMでの引き落とし手数料
資産を増やしたいと願っているのに、自分の支出を把握してないようでは、なかなか成果は期待できません。
まずは自分の支出に対する感度を上げていきましょう。
■メリット(2)無駄な支出が減る
家計簿をつけるメリット、2つ目は、無駄な支出が減ることです。
不思議なことに、記録をつけるようになると、無駄な支出が減ります。
毎日体重計に乗るだけでダイエットになる、のと似た話です。
日々家計簿をつけていると、無駄な支出に気がつく
→それを記録する自分が嫌になる
→結果無駄な支出が減る
というわけです。
無駄な出費が減るのが先か、家計簿をつけるのを辞めてしまうのが先か、ここが大きな分岐点です。笑
資産を増やしたいのであれば、頑張りましょう!
私自身は、こんなことを記録するのが嫌でした・・・。
・行きたくもない職場の飲み会代、特に二次会代5,000円
・職場の飲み会で終電を逃した時のタクシー代10,000円
・行きたくもないキャバクラに先輩と行って消えた15,000円
私の場合、あまり嬉しくない支出は、だいたい飲み会がからんでいました。
飲み会自体は好きですし、楽しい飲み会もたくさんありましたが、一方でストレスのかかる飲み会、疲労感の残る飲み会も多かったですね・・・
毎回同じメンバーで飲んで同じような話をしているような飲み会にだんだん意義を見出せなくなっていきました。
家計簿を始めて以来、自分の満足度的にも、体力的にも、お金的にも、職場の飲み会を減らそうという意識が高まり、実際にたくさん断りました(笑)
今振り返れば、断ったことで何か大きなものを失ったかと言えば、全くそんなことはありませんでした。
なぜかお金が貯まらないんですよね・・・
という人は、ぜひ一度家計簿をつけてみて下さい。
無駄な支出に気づき、減らすことができますよ!
■メリット(3)前向きに支出できるようになる
家計簿をつけるメリット、3つ目は、前向きに支出できるようになることです。
家計簿をつけると・・・
日々お金のことを考えて息が詰まる
自由にお金を使えなくてストレスになる
と感じる方もいるのではないでしょうか?
人によってはそうかもしれません。
でも私の場合はむしろ逆で、「●●にいくら使う」と予め決めておくことで、前向きに支出ができるようになりました。
「●●円まで使っていいことに決めてるんだから、思い切って使おう!」と。
この、予め決めておくことがポイントです。
使ったお金を記録するのではなく、使う前にいくら使うか決めるのです。
私の家計簿のイメージはこんな感じです。
Excelで家計簿を作っていて、毎年年末になると、翌年1年間の支出計画を立てます。
(集計作業を若干効率化すること、お金を可視化してモチベーションを上げるため、マネーフォワードMEも補助的に活用しています)
今は、大きく3つのカテゴリーに分けています。
(1)家賃や光熱費や携帯代など、生活に関連して固定的に発生する支出
(2)保険や年金などに関連して固定的に発生する支出
(3)食費、日用品、外食代、娯楽関連など、変動する支出
現実的に発生が見込まれる支出については、過去の支出実績などからしっかり支出を見込みます。
ここで背伸びしないことが大事です。
その上で、
「来年はこんなことをしたい!」
「この目標達成のために、こういう支出を想定しておこう!」
と、自分が何にお金を使いたいかを決めて、計画に組み込んでいきます。
この作業は結構楽しいです。
・フルマラソンで自己ベストを出したいから、ランニングスクールの費用を見込もう
・税理士資格に合格したいから、資格予備校の費用を見込もう
・今年は海外旅行に行きたいから、その費用を見込もう
・見聞を広めるため、毎月1冊は本を読みたいから、その費用を見込もう
などなど。
お金も時間も無限にあるわけではありませんので、取捨選択が必要になります。
限られたお金・時間の中で、どんな人生をつくっていきたいか、来年の目標ときっちりリンクさせてお金の計画をたてておくと、目標の達成率も高まります。
「貯金」の観点からも、1年間の支出計画をたてることは有益です。
計画の時点で、収入より支出が多いようでは、お金が貯まらないのも当然です。
最低●●円は貯金したい!
●●円貯めて、翌年投資に回したい!
など、最初にゴールを決め、そこから逆算して支出をコントロールすることが大切です。
■自分がコントロールできることに集中しよう!
3つのメリットをおさらいです。
(1)支出が把握できる
(2)無駄な支出が減る
(3)前向きに支出できるようになる
私が感じた3つのメリットを紹介しました。
このメリットを感じているからこそ、これまで10年ほど家計簿を続けてこれました。
そして地道にコツコツと、自分なりに資産を増やすことができました。
私のようなサラリーマンの場合、短期的に収入の上振れを期待しにくいのが現実です。
・ボーナスがいくらもらえるかは会社の業績次第・・・
・昇進・昇給があるのか、どの程度かはその時にならないとわからない・・・
・残業代で稼ごうと思ってたのに全社で残業削減の方針がでた・・・
コントロールできることは、やはり「支出」です。
支出のコントロールは、意識一つで即効性があります。
家計簿を活用して、自分の未来をより輝かせられるような前向きな支出をしていきましょう!
資産形成以外にも言えることですが、どうなるかわからないことに悩むより、自分がコントロールできることに集中する方が、前向きになれますね。
より良い未来は自ら切り拓いていけるはず!
お金の観点では、家計簿はきっとその助けになりますよ!
2024年がより良い1年になりますように!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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