株式投資をしていると、やはり気になるのが決算発表!
特に自分が保有している銘柄の決算発表は気になりますよね!
先週に続き、今週も私が保有している銘柄の直近決算の内容をチェックしたいと思います!
(※記載してある銘柄を推奨しているわけではありません。)
今日紹介するのは再生可能エネルギーの発電・開発を行うレノバです。
太陽光発電やバイオマス発電に加えて、近年では風力発電や地熱発電にも力を入れ、多様化が進んでいますし、海外での発電事業にも取り組んでいます。
8/5(木)に発表した2022年3月期第1四半期決算の主な結果は以下の通りです。
【主な決算内容】(単位:百万円)
売上高:6,116(前年同期:5,978 前年同期比:+2.3%)
今期業績予想:30,000 進捗率:20.4%
営業利益:2,483(前年同期: 2,232 前年同期比:+11.3%)
今期業績予想:4,700 進捗率:52.8% 売上高営業利益率:40.6%
純利益:1,310(前年同期: 1,091 前年同期比:+20.1%)
今期業績予想:5,100 進捗率:25.7% 売上高純利益率:21.4%
資産合計:227,741
自己資本:20,466 自己資本比率:9.0%
営業CF:+1,934
投資CF:▲7,531
財務CF:▲58
売上高は前期比+2.3%、今期業績予想に対する進捗率は20.4%でした。
1年を4つに分けると25%となるので、一見いまひとつのように見えますが、発電事業が開始されることで着実に売上高が積みあがっていく、下期にかけて四半期売上高が確実に増えていくビジネスモデルですので、第1四半期の時点で20%というのは順調といえると思います。
6月に運転開始した福岡県の苅田バイオマスは75MW(メガワット)、前期末時点で運転中の発電事業の設備容量が333MWでしたので、22.5%増加したことになります。
持分比率は53.1%ではありますのでそのまま22.5%売上高が増えるわけではありませんが、それでも売上高増加に大きく貢献してくることが見込まれています。
その他にも10月には軽米尊坊ソーラーや、同社初の海外事業であるベトナムのクアンチ風力事業も始まりますので、売上高の増加はほぼ計画通り進むと予想されます。
営業利益の進捗率が52.8%ととても高いのは何故なんでしょうか。
今後2Q~4Qにかけて販管費が増加し、業績予想のあたりで落ち着くのか、それとも業績予想を上方修正をする可能性があるのか、これは今後の決算でチェックしていこうと思います!
自己資本比率は9%と低いですが、投資が先行して、数十年かけて回収していくビジネスモデルなので、営業CFがしっかりプラスなので、心配はしていません。
建設から稼働までは数年を要しますので、ここから先3年程度の売上規模はほぼ見えており、気になるのはその後の事業展開というところかと思います。
目下、なんといっても注目なのが秋田県由利本荘沖での洋上風力発電事業の入札結果です。数年前からこの地で様々な調査を続けてきた同社が受注すると期待しています!
アジアでの海外事業を当初から意識している同社ですので、今後の新しい海外事業の発表も楽しみですね。
株価は去年1年間で3.3倍と大きく上がり、ブーム感もあるので一旦大きく調整することもあるかもしれませんが、脱炭素の流れは短期的なブームではなく、長期的に重要なテーマになると思いますし、その中の代表銘柄でもある同社の株価は今後も伸びていくと期待していますし、長期で応援し続けたい企業です!
ということで、本日は以上です!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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