株式投資をしている皆さんは、どのように買う銘柄を選んでいますか?
毎年資産+10%を達成するためには、株価が成長する銘柄を選ぶ必要があります。
その上で、やはり気になるのが決算発表!
今日は私が狙っている銘柄の直近決算の内容をチェックします!
(※記載している銘柄を推奨しているわけではありません。)
今日研究するのはAI関連サービスを提供するHEROZです。
9/10(金)に発表した2022年4月期第1四半期決算の主な結果は以下の通りです。
【主な決算内容】(単位:百万円)
売上高:354(前年同期:367 前年同期比:▲3.3%)
今期業績予想:1,700 進捗率:20.9%
営業利益:9(前年同期:69 前年同期比:▲86.8%)
今期業績予想:100 進捗率:9.2% 売上高営業利益率:2.6%
純利益:3(前年同期:46 前年同期比:▲92.3%)
今期業績予想:63 進捗率:5.7% 売上高純利益率:1.0%
資産合計:6,560
自己資本:6,390 自己資本比率:97.4%
営業CF:-(非開示)
投資CF:-(非開示)
財務CF:-(非開示)
※決算発表では、今期から収益認識に関する会計基準の適用のため前年同期比の数値を発表していませんが、上記では、当該会計基準の適用を考慮しない形で単純計算した対前年を記載しています。
売上高は前期比▲3.5%と微減でした。営業利益は▲87.0%、純利益は▲93.5%と、全体的に苦戦の第1四半期決算でした。
以下は会社四季報・夏号(6月発売)に掲載されていた業績です。
22年4月期予想の数値を見ると、当時の予想に対して、ずいぶん会社予想が低い印象ですね。
会社発表が弱気すぎるのか、実際にこの程度の着地になりそうなのか、次号の会社四季報を観察していきたいです。
ちなみに株価の動きですが、2018年4月の上場の際はかなりの人気を集め、一時12,412円まで上がりましたが、その後は低迷が続いていて、現在は2000円あたりで推移しています。
今期の純利益が減益だとすると、3期連続減益となりますし、売上高の伸びも弱いとなると、株価はさらなる調整も考えられますね。
「AI」というのは注目のテーマですが、大事なことは「AI企業だから●●」とひとくくりにするのではなく、その「AI」で何をするか、どんな社会課題・顧客課題を解決できるかをチェックすることだと思っています。
「IT」と同じですね。
HEROZといえば将棋AIが有名ですが、私が注目しているのはBtoBの領域です。
建設分野、金融分野、エンタメ分野ではサービス提供事例が出てきており、今後の成長が楽しみです。なかなか次の新しい切り口がでてこないなという印象もあるので、そのあたりが今後でてくるのか、慎重に観察しながら、購入するかの判断をしたいと思います。
直近では、近々発売される会社四季報・秋号で表示される、23年3月期の業績予想に注目したいと思います。
いかがでしょうか?
私はだいたい25銘柄程度の注目銘柄を決めて、上記のような観点で継続的に観察を続けています。
そして5年で株価2倍が期待できる銘柄を、期待できるタイミングで買うように心がけています。
上記の銘柄を推奨するわけではありませんが、銘柄選択の視点や考え方など、読者の皆さんの参考になったのであれば嬉しいです。
毎年資産+10%達成を目指して、引き続き頑張ります!
ということで、本日は以上です!
お読み頂きありがとうございました!
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