【エアビーアンドビー】22/2/15決算発表内容と私の投資戦略

IR・決算

今日はエアビーアンドビーの決算を
チェックしていきましょう♪

米・民泊大手だな~

日本でも結構使ってる人増えてる、
と、コロナ前は感じてましたよ。
これから増えてくるんじゃないですかね!

早く自由に旅行に行けるよーになると
いいよな~

皆さんこんにちは。
個別株投資で毎年資産+10%を目指すサラリーマン投資家、かたつむり君です。

通勤時間や平日の夜、週末の時間を使って、売買候補となる銘柄の研究を行っています。
日々様々な情報が飛び交いますが、年に4回(四半期に1回)行われる決算発表は、企業の業績・状態を把握し、今後の投資戦略を考える上で特に重要な情報です。

この記事では、私が保有中 or 気になっている銘柄の決算発表内容をチェックし、今後の投資戦略について私なりの視点で書いていきます。

記載している銘柄を推奨しているわけではありませんが、私の視点や考え方が読者の皆さんの参考になれば嬉しいです。

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■本日のチェック銘柄

今日チェックするのは民泊等の宿泊サイトを運営するエアビーアンドビー(ティッカーシンボル:ABNB)です。
NASDAQ上場で、決算期は12月です。
SBI証券お客様サイト内の銘柄サマリー情報より数値を抜粋すると、時価総額は1,185億ドル、従業員数は5,597人です。

私がこの会社に注目している理由は、旅行・宿泊のオンライン予約は今後世界でますます普及していくと考えているからです。

なお、現在私エアビーアンドビーの株は保有していません。

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■決算発表内容の概要

2022/2/15(火)に発表した2021年10~12月期(第4四半期)決算の主な内容は以下の通りです。

【主な決算内容】(単位:百万ドル)
・売上高 (Revenue):1,532  
  (前年同期:859 前年同期比:+78.3%)
・営業利益(Income(loss) from operations):76
  (前年同期:▲3,100 前年同期比: - )
・純利益 (Net income(loss)):55
  (前年同期:▲3,888 前年同期比: - )
・資産合計(Total assets):13,708
  (前期末:10,491)  
・自己資本(Total stockholders’ equity):4,776
  (前期末:2,902)
・現金(Cash and cash equivalents):6,067
  (前期末:5,481)
・有利子負債(Long-term debt, net of current portion):1,983
  (前期末:1,816)
・営業CF(Net cash provided by (used in) operating activities):+2,190
  (前年同期:▲630)※通期
・投資CF(Net cash provided by (used in) investing activities):▲1,352
  (前年同期:+80)※通期
・財務CF(Net cash provided by financing activities):+1,431
  (前年同期:+2,941)※通期

■決算発表内容分析のものさし

決算発表内容について、私は主に①成長性、②収益性、③安全性、④キャッシュ創出力、の4つの観点からチェックをしています。

それぞれの観点について、主な指標とその計算方法、優秀と認定する目安は以下の通りです。
優秀と認定する目安をクリアした項目が多い銘柄ほど、買いたい銘柄、保有し続けたい銘柄ということになります。

★成長性
【主な指標】
増収率、増益率(営業利益・純利益)

【計算方法】
増収率(%)=(今期の売上÷前期の売上-1)×100
増益率(%)=(今期の利益÷前期の利益-1)×100

【優秀と認定する目安】
増収率、増益率ともに+10%以上

★収益性
【主な指標】
売上高営業利益率、売上高純利益率、ROE(自己資本利益率)

【計算方法】
売上高営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100
売上高純利益率(%) =純利益 ÷売上高×100
ROE(%)      =純利益÷自己資本×100
※四半期決算時は純利益を年換算し算定

【優秀と認定する目安】
売上高営業利益率:15%以上
売上高純利益率 :10%以上
ROE      :15%以上

★安全性
【主な指標】
自己資本比率、現金>有利子負債か

【計算方法】
自己資本比率(%)=自己資本÷資産合計×100

【優秀と認定する目安】
自己資本比率:30%以上80%以内
現金>有利子負債であること
※ただし、一概に自己資本比率が高ければいいというわけではなく、有利子負債が多いとダメでもなく、業態や企業の成長フェーズによって個別に評価する必要がある、と考えています。

★キャッシュ創出力
【主な指標】
営業CFがプラスか、営業CF>営業利益か

【優秀と認定する目安】
営業CFがプラスであること
営業CF>営業利益であること

■決算発表内容分析

それでは、上記のものさしに沿って、実際に決算発表内容を分析していきます。

●成長性のチェック

Q4の売上高は前年同期比+78.4%でした。
営業利益は前期▲3,100の赤字から、今期は76に黒字転換しました。
純利益は前期▲3,888の赤字から、今期は55に黒字転換しました。

通期の売上高は前年同期比+77.4%でした。
営業利益は前期▲3,590の赤字から、今期は429に黒字転換しました。
純利益は前期▲4,585の赤字から、今期は▲352と前期に続いて赤字でしたが、赤字幅は縮小しました。
Q4の宿泊予約のうち22%が28泊以上の長期滞在でした。
長期滞在の予約は2019年Q4と比べて+16%増加しました。
上記も含めて、Q4宿泊予約の47%が7泊以上の宿泊であり、通常のホテルや旅館と違い、宿泊期間が長いというのが同社の特徴のようです。

2019年~2021年の四半期ごとの売上高と純利益の推移は以下の通りです。 同社ではQ3(7-9月)が例年売上高・利益が増えるリズムのようです。
四半期ではQ3,Q4と2期連続黒字でした。これは2019年以来初めてです。
Q3では過去最高の売上高を記録するなど、コロナ禍が続く中でも、強さを示しました。
通期純利益こそ赤字でしたが、来期は通期黒字の確率も高いように思えます。

●収益性のチェック

Q4の売上高営業利益率は4.9%、売上高純利益率は3.6%でした。
通期の売上高営業利益率7.2%でした。
3ヶ月前のQ3の記事では、売上高利益率、売上高純利益率は35%を超え、非常に高いと記載しましたが、Q3が特に利益のでやすい四半期のようです。
年間の波動を把握することが大事ですね。
安定して各四半期で利益が出るようになれば、通期でも純利益率が15%を超えることも期待できそうです。

ROEは純利益が赤字のため割愛します。

●安全性のチェック

自己資本比率は34.8%でした。
保有している現金6,067、有利子負債は1,983と、現金が有利子負債を上回りました。

●キャッシュ創出力のチェック

通期の営業CFは+2,190と、キャッシュインとなりました。
通期営業利益429を上回りました。
前年はコロナ禍で旅行需要が大幅に衰退したこともあり、営業CFは▲630でした。
営業CFの観点からも、旅行・宿泊需要が回復してきていることが見て取れます。

■業績予想に対する進捗度

SBI証券お客様サイト内の「財務詳細」情報に記載されている今期業績予想に対する進捗度をチェックします。
業績予想に対する進捗度は、年間の業績予想が妥当なものかを考える上で大切な指標です。
もし進捗度が高い場合は、業績予想の上方修正が発表される可能性もあります。
Q1は25%、Q2は50%、Q3は75%、Q4は100%を超えている場合を優秀と定義して、チェックしていきます。
もちろん企業によって季節波動がありますので、単純に数値だけをみるのではなく、前年度の四半期進捗を参考にするのも大事ですね。

業績予想に対する達成度は、売上高が101.7%でした。
純利益は、業績予想▲377の赤字に対し、▲352での着地でした。

■来期の業績予想から見る将来成長性

SBI証券お客様サイト内の「財務詳細」情報より、来期の業績予想をチェックします。
今期の業績予想を起点に、来期の成長性を見ていきます。

※SBI証券お客様サイトより、同社の業績予想を抜粋

来期の売上高成長率は+31.3%、純利益は黒字転換予想となっています。
(営業利益は業績予想がないため割愛します。)

昨年はコロナの影響で減収となりましたが、2018年は前年比+42%、2019年は同31%と、非常に強い成長を続けていました。
Q3四半期で過去最高の売上高を記録するなど、成長力は健在です。
来年も31%と高い成長が予想されています。
これまで純利益は赤字が続いていましたが、旅行・宿泊需要が戻ってくれば、通期黒字化も高い確率で実現するように感じています。

■株価水準とチャートの動き

2/17(木)の終値は183ドルです。
上場来の株価の動き(週足)は以下の通りです。

※SBI証券お客様サイトより、同社の株価チャートを抜粋

上場は2020年の12月、コロナ禍真っ只中での上場でした。
上場初値は公開価格の2倍を超え、投資家の人気を集めたスタートでした。
まだ上場から1年ちょっとで日が浅いので値ごろ感がつかみにくいところです。
140ドルと220ドルのレンジをどちらかに抜けていくか、レンジ内での動きがしばらく続くのか、今後の株価の動きにも注目していきたいです。

■私の投資戦略

以上の分析内容を簡単に表に整理すると、以下のようになります。

通期で+77%とコロナ禍にもかかわらず力強く成長しました。
純利益もQ3、Q4と2四半期連続で黒字となりました。
2四半期連続で黒字はデータが確認できる2019年から2021年の間では初めてですので、いよいよ通期黒字化に向けた動きが見えてきたと感じる決算でした。

上場から1年少々と日が浅く、株価の値ごろ感もまだわかりにくいため、上場から2年程度は手を出さない方がいいかなと考えています。
ですので、魅力的な銘柄ではありますが、引き続き様子見を続けようと考えています。

オミクロン株もだんだんと収束の兆しを見せ将来に向けてポジティブな見方が広がってきているようには感じますが、今後のコロナの感染状況はまだまだ予断を許しませんので、もし旅行需要・宿泊需要が再度低迷して株価が大きく調整することがあれば、購入も検討したいと思います。

目安は130ドル。現在の株価から▲29%の水準です。
ここまでは下がらないかもしれませんが、上場から2年程度経過し値ごろ感が見えてくるまでは、安全にいきたいので、このくらい下がるまでは手を出さないようにしようと思っています。 以上が私の戦略です。

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■まとめ

私はだいたい25銘柄程度の注目銘柄を決めて、決算発表内容と会社四季報を見比べながら、上記のような観点で継続的に観察しています。
そして5年で株価2倍が期待できる銘柄を、いいタイミングで買うことを目指しています。
上記の銘柄を推奨するわけではありませんが、銘柄選択の視点や考え方など、読者の皆さんの参考になったのであれば嬉しいです。

私が銘柄選びの基準や、仕掛けるタイミング、投資に対する考え方について参考にしている書籍は以下の通りです。
よろしければ読んでみて下さい。

私の資産形成モチベーションの原点です!「自分のためにお金を働かせる」という思考を強烈に植え付けられました。

4人の著者の視点から、テンバガーが期待できる銘柄の選び方を学べました!

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長期投資において大切な考え方がシンプルに伝わってくる一冊でした。
長期投資家は暴落相場で買って買って買いまくる!

毎年資産+10%達成を目指して、引き続き頑張ります!
ということで、本日は以上です!
お読み頂きありがとうございました!

■参考:同社に関する過去の記事

【エアビーアンドビー】21/11/4決算発表内容と私の投資戦略
※21/11/4(木)に発表した2021年7月~9月期(第3四半期)決算についての記事です。

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