株式投資をしていると、やはり気になるのが決算発表!
特に自分が保有している銘柄の決算発表は気になりますよね!先週に続き、今週も私が保有している銘柄の直近決算の内容をチェックしたいと思います!
(※記載してある銘柄を推奨しているわけではありません。)
今日紹介するのは繊維事業を展開する東レです。
炭素繊維複合材では世界首位です!
が、ここ2年連続で減収、4年連続で減収と、近年は苦戦が続いています。
巻き返しが期待される今期の業績、注目してみていきましょう!
8/4(水)に発表した2022年3月期第1四半期決算の主な結果は以下の通りです。
【主な決算内容】(単位:百万円)
売上高:513,672(前年同期:397,631 前年同期比:+29.2%)
今期業績予想(修正前):2,120,000 進捗率:24.2%
今期業績予想(修正後):2,250,000 進捗率:22.4%
営業利益:35,891(前年同期:9,454 前年同期比:+279.6%)
※営業利益は業績予想開示なし
純利益:29,729(前年同期:9,457 前年同期比:+214.4%)
今期業績予想(修正前):80,000 進捗率:37.2% 売上高純利益率:21.4%
今期業績予想(修正後):90,000 進捗率:33.0%
資産合計:2,864,579
自己資本:1,269,879 自己資本比率:44.3%
営業CF:+47,761
投資CF:▲21,681
財務CF:▲29,276
各項目、前年同期比で大きく改善しました。
売上高は+29.2%、営業利益は+279.6%、純利益は+214.4%と、大きく増収増益となりました。
好調な業績推移を受けて、今回の決算発表では今期の業績見通しの修正も行いました。
売上高は当初予想+6.1%の2,250,000百万円、純利益は当初予想+12.5%の90,000百万円にそれぞれ修正しました。
セグメント別でみると「機能化成品」が好調なようです。
機能化成品の一つである樹脂事業のコメントによると、「コロナ禍の反動と自動車メーカーの稼働及び中国経済の回復から、需要が好調に推移」したことが好調の要因のようです。
例年、各企業は年間の業績予想を保守的に予想することが多いと思いますが、コロナの影響もあり、今期はその傾向が強いのかもしれません。
その分、第1四半期の段階から業績の上方修正をする会社も多いようですね。
最近ではデルタ株が猛威を振るうなど、コロナの影響はまだまだ見通しにくい部分もありますので、今後2Q、3Qと着実に業績を伸ばしていけるかが注目ですね!
東レの炭素繊維技術が自動車や航空機に導入されることによって、軽量化による燃費向上が図られ、CO2削減にもつながります。
こうした環境に優しい事業は今後長い目で社会に必要とされていくと思っています。
今後の事業成長に期待したいと思います!
ということで、本日は以上です!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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