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あなたは会社四季報を読んでいますか?
各社のページにある、業績記事・材料記事を読んでいますか?
以下、③のところです!
各社の最近の業績、新規事業のトピックスなど、将来や株価に影響を与える重要事項について、会社四季報の記者が魂を込めて書いています。
どの会社もだいたい170文字程度。
1社1分もかからず読めますので、自身の投資対象企業については、目を通しておきたいところですね。
この業績記事・材料記事、時系列で見てみると、ビジネス環境の変化を感じられ、その会社の現在地をより正確に把握できるようになります。
今回は、私が注目している銘柄の1つ「オイシックス・ラ・大地」の業績記事・材料記事を時系列で掲載します。
ぜひ変化を味わってみてください!
■会社四季報コメントを時系列で見てみよう!
・2019年12月号
【負担増】らでぃっしゅ12カ月決算復帰し売上16億円剥落、買収社売上20億円乗る。柱のオイシックスは顧客増加続くが買収会社の赤字重く減益。税平常化。21年3月期は顧客増も広告費やのれん重く小幅増益。
【新領域】ペットフードなど新規取扱品増やし客単価向上を目指す。大地で採算確保のメドがつき、次は高齢の主要顧客向けオフライン広告に注力して客数増図る。
【新領域】ペットフードなど新規取扱品増やし客単価向上を目指す。大地で採算確保のメドがつき、次は高齢の主要顧客向けオフライン広告に注力して客数増図る。
・2020年3月号
【横ばい】柱のオイシックス堅調も、物流費や買収社の赤字重く減益。21年3月期は前期買収で売上20億円乗る。オイシックスはミールキット伸び続く。ただ買収社の赤字やのれん重く利益横ばい。災害特損ない。
【改善策】買収した米国ビーガン宅配は配送効率向上によるクレーム減などサービス改善で客離脱防止。オイシックスは料理好き向け商品など増やし注文頻度上昇図る
【改善策】買収した米国ビーガン宅配は配送効率向上によるクレーム減などサービス改善で客離脱防止。オイシックスは料理好き向け商品など増やし注文頻度上昇図る
・2020年6月号
【連続増益】買収で売上20億円乗る。柱のオイシックスは宅配需要の拡大を受けミールキット成長、会員数、購買単価とも伸長。大地も会員数増加し寄与。のれん代や減価償却費増を吸収し増益続く。災害特損ない。
【拡大戦略】オイシックスではサブスクコースを拡充し、複数コースの購買を促す。需要拡大を受け物流拠点が逼迫、20年秋に物流拠点増やし新規会員獲得を目指す。
【拡大戦略】オイシックスではサブスクコースを拡充し、複数コースの購買を促す。需要拡大を受け物流拠点が逼迫、20年秋に物流拠点増やし新規会員獲得を目指す。
・2020年9月号
【大幅増額】柱のオイシックス等は新型コロナで宅配需要拡大し、会員数、購買単価とも想定超。買収米国社も伸び売上34億円乗る。広告や定期会員獲得費用の下期投下やのれんこなし伸長。災害特損ない。最高益。
【大戸屋】8月に業務提携、外食メニューを自宅で食べる需要狙い総菜のサブスク等立ち上げ。らでぃっしゅぼーやでは注文等使いやすさ改善進め、解約率低下目指す。
【大戸屋】8月に業務提携、外食メニューを自宅で食べる需要狙い総菜のサブスク等立ち上げ。らでぃっしゅぼーやでは注文等使いやすさ改善進め、解約率低下目指す。
・2020年12月号
【増 額】買収米国社伸び売上50億円乗る。オイシックス等は巣ごもりで会員数、客単価とも成長。広告費積極投入も、会社の需要や費用見積もり保守的。持分損縮小。22年3月期は広告効果で需要拡大し伸長。
【積極投資】20年度下期も広告宣伝費を大量投下、新規顧客を呼び込み将来の成長源獲得に注力。海外事業を新たな柱に育てるため、広告や物流等の成長投資強化も検討。
【積極投資】20年度下期も広告宣伝費を大量投下、新規顧客を呼び込み将来の成長源獲得に注力。海外事業を新たな柱に育てるため、広告や物流等の成長投資強化も検討。
・2021年3月号
【費用増】買収米国社が黒字化。オイシックス等の需要継続が想定超、広告費こなし増益幅拡大。22年3月期は会員数増加も、巣ごもり需要鈍化で購入単価減り採算低下。物流施設の償却費も増え営業益一服。
【資本提携】2月第三者割当でエー・ピーHDに2・4億円出資。3月同HD傘下の水産卸を子会社化、品ぞろえ強化や仕入れ原価低減狙う。今後もM&Aに前向き方針。
【資本提携】2月第三者割当でエー・ピーHDに2・4億円出資。3月同HD傘下の水産卸を子会社化、品ぞろえ強化や仕入れ原価低減狙う。今後もM&Aに前向き方針。
・2021年6月号
【費用増】オイシックス等の会員数は伸び続く。前期絶好調の米国子会社が後退のうえ、物流拠点の稼働費用や償却費が乗る。購入単価減少による採算悪化で営業減益も、会社計画は影響過大視。持分損減る。
【物流網】冷凍品の物流逼迫を受け、作業効率化狙い拠点整備検討。エンジニアの採用強化する中、システム開発子会社の株式保有比率を51%から70%に上げ連携強化。
【物流網】冷凍品の物流逼迫を受け、作業効率化狙い拠点整備検討。エンジニアの採用強化する中、システム開発子会社の株式保有比率を51%から70%に上げ連携強化。
・2021年9月号
【上振れ】オイシックスの会員数増加が想定超のうえ、購入単価も計画より減少幅小さい。前期絶好調の米国子会社も入会者数が上振れ。物流拠点の稼働費用や販促費増こなし営業減益幅縮小。持分損も改善。
【植物肉】7月植物肉の開発会社に1億円出資、今後も差別化につながる会社に出資やM&A検討。神奈川県・厚木で40億円を投じ冷凍設備を増強、出荷能力が3倍に。
【植物肉】7月植物肉の開発会社に1億円出資、今後も差別化につながる会社に出資やM&A検討。神奈川県・厚木で40億円を投じ冷凍設備を増強、出荷能力が3倍に。
・2021年12月号
【費用先行】前期絶好調の米国で会員定着進む。オイシックスの会員数増加し購入単価も高水準維持。が、広告宣伝費が想定超。償却負担も重く前号比で営業減益幅拡大。23年3月期は会員数増加続き利益反発。
【SDGs】旧物流センター活用し、不揃い野菜や廃棄部位使用した食品加工行う施設を22年3月期稼働予定。バイオマス燃料使用の配送車導入実験を22年1月開始。
【SDGs】旧物流センター活用し、不揃い野菜や廃棄部位使用した食品加工行う施設を22年3月期稼働予定。バイオマス燃料使用の配送車導入実験を22年1月開始。
・2022年3月号
【好 転】巣ごもり需要も新物流センター稼働時の配送トラブルで対応費用かさむ。営業益前号比減額。23年3月期はオイシックスなどの会員数増加が続く。米国も好調。トラブル影響が消え、営業益上向く。
【トラブル】新物流センター稼働時に納品遅れ等あり混乱。現在ほぼ収束、23年3月期中に正常稼働。冷凍食品販売強化のため、冷凍手数料当社負担のキャンペーン実施。
【トラブル】新物流センター稼働時に納品遅れ等あり混乱。現在ほぼ収束、23年3月期中に正常稼働。冷凍食品販売強化のため、冷凍手数料当社負担のキャンペーン実施。
・2022年6月号
【上向く】育成中の米国は巣ごもり特需一巡で失速。が、国内はオイシックス軸に会員数を積み増す。前期物流トラブル影響が前半濃いが、徐々に改善。仕入れ価格高騰きつくても価格転嫁でこなす。営業益反発。
【改善策】前期に会員数急増の米国は国内事業のノウハウ注入通じ、顧客満足度対策を急ぐ。国内はレトルトなど商品ラインナップ拡充、購入点数増で客単価上昇狙う。
【改善策】前期に会員数急増の米国は国内事業のノウハウ注入通じ、顧客満足度対策を急ぐ。国内はレトルトなど商品ラインナップ拡充、購入点数増で客単価上昇狙う。
・2022年9月号
【好 転】米国は巣ごもり需要一巡し減速。ただ国内はオイシックス中心に会員数増。上期は物流センターのトラブル影響残るも、下期改善。仕入れ価格上昇や原油高騰影響こなし営業益好転。為替差損見込む。
【TOB】ファンド所有株の譲受を前提にシダックスへ上限33・34%取得で9月28日までTOB。同社は反対意見表明。海老名旧物流センター利用の工場が7月順次稼働。
【TOB】ファンド所有株の譲受を前提にシダックスへ上限33・34%取得で9月28日までTOB。同社は反対意見表明。海老名旧物流センター利用の工場が7月順次稼働。
・2022年12月号
【改 善】米国は減速も国内で会員数積み増す。物流センタートラブル影響が上期残るが、下期回復。原油高騰こなし営業増益。為替差損見込む。24年3月期は国内で広告施策など奏功し、会員数増加が続く。
【協 業】シダックス株のTOBが成立し持分法適用会社に。同社給食事業との協業を模索。1社提供のテレビ番組を初めてスタートさせ認知拡大、会員数増狙う。
【協 業】シダックス株のTOBが成立し持分法適用会社に。同社給食事業との協業を模索。1社提供のテレビ番組を初めてスタートさせ認知拡大、会員数増狙う。
・2023年3月号
【戻り基調】米国は減速も国内伸長。物流センタートラブル影響も挽回。24年3月期は米国が巣ごもり需要の反動減一巡で再成長。国内で販促効き会員数大幅増。下期、冷凍倉庫稼働費もこなす。持分益膨らむ。
【進 展】保育園や高齢者施設向け給食事業でシダックスとの協業開始へ。両社のノウハウ合わせ、手薄な中規模施設向け狙う。価格抑えた商品増やし、節約志向に対応。
【進 展】保育園や高齢者施設向け給食事業でシダックスとの協業開始へ。両社のノウハウ合わせ、手薄な中規模施設向け狙う。価格抑えた商品増やし、節約志向に対応。
・2023年6月号
【好 転】国内宅配は他社とのコラボや動画使った認知向上で会員数約12%増狙う。製造工程を一部内製化、物流作業の効率化進め、需要期の下期にかけ利益率向上。米国がインフレ影響で伸び悩むが大幅増益。
【保育園向け】業務用ミールキット導入で中大規模園へ営業強化、26年度売上高100億円(現14億円)狙う。シダックスと給食事業での協業進捗順調、年内に具体策策定。
【保育園向け】業務用ミールキット導入で中大規模園へ営業強化、26年度売上高100億円(現14億円)狙う。シダックスと給食事業での協業進捗順調、年内に具体策策定。
・2023年9月号
【増益幅縮小】野菜宅配堅調、米国の損失改善も進む。が、柱のミールキットは前期末に大型販促で獲得した新規客中心に解約目立つ。会員数想定下回る。廃棄削減や物流効率化で増益も、前号比幅縮小。持分益改善。
【シナジー】保育園向け業務用ミールキットは、シダックスが給食運営を受託する園でも実験中。来期は序盤に厚木市の冷凍品物流拠点拡張が完了、物流の効率化が前進。
【シナジー】保育園向け業務用ミールキットは、シダックスが給食運営を受託する園でも実験中。来期は序盤に厚木市の冷凍品物流拠点拡張が完了、物流の効率化が前進。
・2023年12月号
【下振れ】柱のミールキットは内食特需薄れて解約高水準。販促強化で会員数増だが利益率想定下回る。最終四半期にシダックス追加でも及ばず営業増益幅縮小。株売却特益。25年3月期はシダックスがフル寄与。
【給食強化】持分のシダックス(売上1240億円、営業益40億円超)株をMBO狙う同社創業家保有の志太HDに売却。24年1月に志太HD株66%取得して子会社化。
【給食強化】持分のシダックス(売上1240億円、営業益40億円超)株をMBO狙う同社創業家保有の志太HDに売却。24年1月に志太HD株66%取得して子会社化。
・2024年3月号
【急 伸】販促強化でも通販会員数伸び想定未満。シダックス1月連結化や製造効率化で営業益反発ながら、前号比下振れ。25年3月期はシダックス通期化、前期末の買収関連費やセンター開業費消滅。通販会員数横ばいでも営業益倍増。株売却特益ない。
【工 場】23年度末稼働の厚木センターはミールキット製造省人化に貢献。会員数は内食需要停滞で期央から解約増、対策課題。
【工 場】23年度末稼働の厚木センターはミールキット製造省人化に貢献。会員数は内食需要停滞で期央から解約増、対策課題。
・2024年6月号
【拡 大】個人通販会員数は前期比1・3万人増の約49万人想定、利益横ばい圏。ただ、シダックスが通期寄与し、給食や車両運行など伸長。買収関連や冷凍施設開業の費用消える。営業益拡大。株売却特益剥落。
【会員獲得】新規会員の獲得方法の研究に本腰、SNSやアフィリエイトなどテコ入れ。がん患者向けの食生活サポートコースを開設、特定分野向けサポートを拡大意欲。
【会員獲得】新規会員の獲得方法の研究に本腰、SNSやアフィリエイトなどテコ入れ。がん患者向けの食生活サポートコースを開設、特定分野向けサポートを拡大意欲。
■おわりに
いかがでしたか?
この会社が何に注目されているのかや、様々な変化を感じられたのではないでしょうか?
オイシックス・ラ・大地の場合、シダックスの子会社かが注目されていますね。
業績記事・材料記事はを時系列で見ることは投資判断の参考になりますので、ぜひ活かしていきましょう!
あなたが興味のある銘柄がありましたら、ぜひ1回みて終わりではなく、ExcelやWordなどに業績記事・材料記事を蓄積していくと将来役にたつと思います。
興味があれば、ぜひやってみて下さい!
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なお、四季報の業績記事・材料記事(=定性情報)に加えて、実際の業績数値(=定量情報)をあわせて企業を観察すると、さらに投資判断の質が高まります。
投資判断の質、一緒に高めていきましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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