【Chatwork】会社四季報の業績記事・材料記事を時系列で見てみよう!

業績図解・四季報記事

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あなたは会社四季報を読んでいますか?

各社のページにある、業績記事材料記事を読んでいますか?

以下、③のところです!

※東洋経済STORE 初心者講座「3分でわかる四季報の読み方」より抜粋

各社の最近の業績新規事業のトピックスなど、将来や株価に影響を与える重要事項について、会社四季報の記者がを込めて書いています。

どの会社もだいたい170文字程度。

1社1分もかからず読めますので、自身の投資対象企業については、目を通しておきたいところですね。

この業績記事・材料記事、時系列で見てみると、ビジネス環境の変化を感じられ、その会社の現在地をより正確に把握できるようになります。

今回は、私が注目している銘柄の1つ「Chatwork」の業績記事・材料記事を時系列で掲載します。

ぜひ変化を味わってみてください!

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■会社四季報コメントを時系列で見てみよう!

・2021年3月号

【先行投資】中小企業向けテレワーク需要拡大でビジネスチャットなお増勢。課金利用客も着実増。セキュリティも安定貢献。ただ、営業やエンジニアの積極採用を継続、広告宣伝も加速し費用先行。小幅営業増益。
【拡大施策】無料利用者の獲得に向け広告展開を積極化。活用支援進め有料への移行図る。他社サービスとの連携も強化、チャット活用した新規サービス拡充も目指す。

・2021年6月号

【先行投資】中小企業向けテレワーク需要の拡大追い風。ビジネスチャット好調。価格改定による単価増も貢献。セキュリティ事業も着実増。ただ、積極採用の継続や広告宣伝の加速で費用先行。小幅営業増益。
【積極展開】オンラインで数千人規模イベントを年間10回以上開催し利用客拡大に注力。中小企業のデジタル化支援する窓口も開設。顧客に合わせたサービス提案に注力。

・2021年9月号

費用先行】ストレージ買収で連結開始。主力のビジネスチャットが好調、価格改定も効く。ただ、積極採用に伴う人件費増やテレビCMなど広告宣伝費増が重い。22年12月期はビジネスチャット続伸。人件費、広告宣伝費の費用先行続き営業益均衡圏。
【M&A】スターティアHDよりクラウドストレージ事業を譲受。ビジネスチャットの顧客基盤生かせるM&Aを積極化方針。

・2021年12月号

【先行投資】クラウドストレージ買収で連結開始。主力の中小企業向けビジネスチャット好調で前号比赤字幅やや縮小。22年12月期はチャット続伸だが、事業拡大見据え人件費や広告宣伝費が増え、営業赤字続く。
【調 達】海外公募で約20億円調達、広告宣伝費や人件費、採用費などに充当。21年12月よりテレビCMを首都圏で初めて実施。認知向上効果あれば22年度も継続検討。

・2022年3月号

連続赤字】主力の中小企業向けビジネスチャットはテレワーク追い風で課金客着実増。セキュリティ事業も安定貢献。が、テレビCMの広告宣伝費やエンジニア採用費などの先行投資負担かさみ、連続営業赤字
【ファンド】投資ファンド組成し、チャットと相乗効果生む企業投資を本格始動。21年末には採用サービス会社などへ出資。地銀関連企業と業務提携し、中小企業深耕。

・2022年6月号

【先行投資】中小企業向けビジネスチャットは契約数増。価格改定など効いて単価上昇、解約率も低位安定。が、テレビCM等の投下で広告費が下期中心に増加。積極採用に伴う人件費増も重い。連続営業赤字
【新商材】22年4月から法人向けMVNOの提供始め、既存顧客の需要掘り起こし。無料プランに管理機能追加し利用促進。テレワーク対応オフィスに3月本社移転。

・2022年9月号

赤字拡大】主力のビジネスチャットは中小企業向けID数が順調増。価格改定が奏功し、単価上向く。が、下期にテレビCMなど重点投下で広告宣伝費膨らみ、赤字拡大。23年12月期はチャット続伸で赤字額減る。
【C M】7月から地方部で最新CMを放映開始、効果見極め第4四半期にかけ放映エリア拡大検討。DX関連企業との提携加速させ、チャットの提案サービス拡充。

・2022年12月号

【水面下】柱のビジネスチャット快走。人材採用等の先行投資費が想定下回り、前号比で赤字幅縮小。23年12月期はチャットのプラン変更効き単価上昇、ID数も伸びるが、人件費など高水準で営業益なお水面下
【プラン改定】22年10月から無料プランでチャットできるユーザー数上限撤廃、新規法人顧客を開拓。個人向け有料プランは高単価の法人向けに統合し、単価上昇へ寄与。

・2023年3月号

【赤字幅縮小】柱のビジネスチャットは中小企業の課金ユーザー数順調増、前期第4四半期のプラン改定効き単価上昇。解約率低水準。下期中心に人材採用費や広告費などの負担重く営業赤字残るが、幅縮小。
【M&A】最大10億円投じ人事・労務サービスのミナジンを完全子会社化、チャットと相互送客へ。今上期中にもベトナム・台湾の事務所閉鎖しコスト削減、国内集中へ。

・2023年6月号

【水面下】柱のビジネスチャットは課金ユーザー積み上がる顧客単価が一段上昇、解約率上昇は限定的。人材採用や広告費等の先行投資重く、第3四半期のプラン改定効果で前号より赤字幅減るが水面下続く。
【値上げ】7月から有料プランの月額・年額料金を4~5割値上げ。チャット履歴消えるため、大量解約は想定せず。社外取締役を3人増員、取締役7人中4人が社外に。

・2023年9月号

連続赤字】柱のビジネスチャットは課金ユーザー数順調増。プラン値上げで顧客単価上昇も解約率は低位安定。が、人材採用等の先行投資費重く、前号より赤字幅拡大。24年12月期はチャット増勢続き黒字転換。
【新機能】チャットアプリ内で庶務業務など代行する新機能の提供始め、外部委託ニーズを深掘り。離職率上昇でも中途軸に営業人員など採用拡大進み、社員数は順調増。

・2023年12月号

黒字復帰】柱のチャットは今下期のプラン値上げによる増収効果が想定以下。前号比赤字幅拡大。24年12月期はチャット値上げが通期寄与。解約少なく顧客順調増。人件費などの費用増こなし、営業益黒字復帰。
【新体制】23年10月に執行役員の過半を入れ替え。大企業での管理経験持つ人材等を登用し離職率上昇などに対応。チャットはQRコード使った連絡先交換機能を追加。

・2024年3月号

【赤字残る】柱のチャットは前下期の値上げが効く。解約率なお低水準で、課金ID数積み上がる。育成中の人事労務サポートも導入進む。だが、前期買収したミナジンののれん償却費が重たい。営業赤字残る。
【新中計】26年度売上150億円、EBITDA15億円以上(23年度0・83億円の赤字)目指す。チャット・サポートの拡大に邁進。サポートの専門会社4月新設で強化。

■おわりに

いかがでしたか?

この会社が何に注目されているのかや、様々な変化を感じられたのではないでしょうか?

業績記事・材料記事はを時系列で見ることは投資判断の参考になりますので、ぜひ活かしていきましょう!

あなたが興味のある銘柄がありましたら、ぜひ1回みて終わりではなく、ExcelやWordなどに業績記事・材料記事を蓄積していくと将来役にたつと思います。

興味があれば、ぜひやってみて下さい!

なお、四季報の業績記事・材料記事(=定性情報)に加えて、実際の業績数値(=定量情報)をあわせて企業を観察すると、さらに投資判断の質が高まります。

投資判断の質、一緒に高めていきましょう!

本日もお読み頂きありがとうございました!

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