【手間いらず】会社四季報の業績記事・材料記事を時系列で見てみよう!

業績図解・四季報記事

【本記事はアフィリエイト広告を利用しています】

あなたは会社四季報を読んでいますか?

各社のページにある、業績記事材料記事を読んでいますか?

以下、③のところです!

※東洋経済STORE 初心者講座「3分でわかる四季報の読み方」より抜粋

各社の最近の業績新規事業のトピックスなど、将来や株価に影響を与える重要事項について、会社四季報の記者がを込めて書いています。

どの会社もだいたい170文字程度。

1社1分もかからず読めますので、自身の投資対象企業については、目を通しておきたいところですね。

この業績記事・材料記事、時系列で見てみると、ビジネス環境の変化を感じられ、その会社の現在地をより正確に把握できるようになります。

今回は、私が注目している銘柄の1つ「手間いらず」の業績記事・材料記事を時系列で掲載します。

ぜひ変化を味わってみてください!

スポンサーリンク

■会社四季報コメントを時系列で見てみよう!

・2020年9月号

【横ばい圏】コロナ禍で宿泊施設の客数落ち込み新規契約不調。データ利用減少による従量制課金収入縮小もあり上期停滞。下期も回復感乏しい。ただ、大半占める月額固定収入が下支えし、営業益横ばい圏。
【様子見】コロナ状況にらみつつ、今後も宿泊サイト、予約システム企業等との提携模索。宿泊施設の運営効率化や宿泊客の利便性向上など狙い、新サービスを積極導入。

・2020年12月号

【一 服】訪日客・国内客減と事業環境厳しく宿泊施設の新規契約不調で主力の月額固定収入伸び止まる。GoToキャンペーン効果も限定的で、データ利用量落ち込み避けられず月額課金収入減退。増益一服。
【効率化】米インフォア社日本法人と施設運営の効率化図るクラウド型ホテル管理システムで連携。たび寅社と宿泊施設の自社サイトで可能な予約管理システムで連携。

・2021年3月号

【横ばい】訪日客期待薄、国内GoToキャンペーン中止等事業環境依然厳しい。データ利用量連動の月額課金収入も低迷。ただ、大半占める月額固定収入が下支え。営業益横ばい。22年6月期は後半にかけ観光客復調見込み、月額課金上向く。営業増益。
【連 携】宿泊施設運営の豪RMS社、国内個人型ツアー予約サイト運営のジャンボツアーズとシステム連携。営業基盤を強化。

・2021年6月号

【回復難】国内外宿泊客期待薄でホテル等の低稼働率が続く。データ連動の月額収入減や宿泊施設の契約解除響き微減益。22年6月期も緊急事態宣言の影響長引く。契約解除も深刻で上期一段と悪化。後半、内外宿泊客の回復に期待しても通期横ばい圏。
【回復待ち】宿泊客回帰、稼働率向上待ちも、非接触型チェックイン機能持つクイッキン社と提携するなどグループ化は着々。

・2021年9月号

【微減益】国内外宿泊客の回復見えずホテル稼働率の依然低水準が響く。宿泊施設の新規契約は回復傾向だが、データ連動型の月額収入が低迷。小規模宿泊施設中心に休・閉館、撤退による解約発生し安定収入源の月額固定収入も軟調。営業微減益。減配。
【体制強化】宿泊補助対応型やAI対応型の予約システムと新たに連携。ポストコロナも見据え、ネットワークを着々と形成。

・2021年12月号

【停 滞】外出等自粛規制解除で国内宿泊客中心に下期底打ちの兆し。だが、宿泊施設の稼働率本格回復には要時間。月額固定収入で収益下支えるが、小規模宿泊施設の契約解約が続き、営業利益軟調。微減配。
【新サービス】月額定額でホテル住まいができるグッドルーム社のシステムと連携。稼働率向上狙う契約宿泊施設開拓。コロナ後に備え、新規予約システム提携先模索。

・2022年3月号

【停 滞】外出自粛規制緩和で宿泊施設の稼働率やや改善も依然コロナ禍の影響重い。訪日客も期待薄。月額固定収入が下支えし利益横ばい圏を維持。微減配。23年6月期はコロナ禍の影響薄れ利益底打ち感。
【連 携】ホテル等の長期利用が可能なサービスを提供するナウルーム社と連携、宿泊施設の販路拡大に寄与。提携海外予約サイトでキャンセル料自動徴収機能導入。

・2022年6月号

【上向く】訪日客低迷続くが国内客好転で宿泊予約システム持ち直す。ただネットメディア改修費増響く。23年6月期は宿泊施設の解約落ち着く。訪日客本格回復には要時間も、規制解除で国内客戻り利益上向く。
【布石着々】無人ホテル経営のリクリエ社とフロント業務効率化や非接触化図る事前チェックインシステムで連携。宿泊施設運営効率化へ新サービスの連携さらに模索。

・2022年9月号

【足踏み】契約宿泊施設の新規契約底打ち感。国内軸に宿泊者数や宿泊施設稼働率も上昇傾向。ただアクセス量に連動する従量課金比率低く業績貢献限定的。投資負担で利益足踏み続く。配当性向22・5%で減配。
【連 携】香港のハーベストエリート社のホテル予約システムと連携。ホテルへ直接アクセス・予約可能に。宿泊施設の人手不足解消や業務効率化へ提携を積極推進。

・2022年12月号

【上振れ】訪日客含めた宿泊需要増で宿泊施設の稼働率改善。管理システムの新規加入の動き鈍いがアクセス数に連動する従量課金収入の回復鮮明。下期一段と好転。人員増吸収し利益上振れ。配当性向22・5%。
【連 携】インバウンド対応で香港のHEI社と予約システム連携。構造計画研究所と宿泊業務効率化、NinNin社と自社宿泊施設予約率向上狙うシステムで連携。

・2023年3月号

【連続増配】月額固定料収入は新規契約増えず回復緩慢。ただ訪日客など復調による宿泊施設の稼働率向上で従量課金型収入が想定超。営業益やや上振れ。増配。24年6月期は宿泊施設の稼働率向上で営業益続伸。
【連携着々】宿泊施設業務効率化狙う直販予約特化型サイトのピアトゥー社と連携。予約時にカード決済できる予約システム運営のJTBBI社と連携。顧客開拓に貢献。

・2023年6月号

【回復強まる】行動制限撤廃、訪日客増で新規契約に底打ち感。宿泊施設の稼働率向上で従量課金型収入拡大し増益。増配も。24年6月期は訪日客急増施設の稼働率向上で、主力の月額収入が復調。従量課金型収入もさらに回復。営業増益。増配期待。
【連 携】ホテル・旅館の直販予約特化型サイトとシステム連携。クーポン発行作業不要等業務効率化を訴求。連携さらに模索。

・2023年9月号

【小反落】コロナ影響緩和で旅行需要が回復。顧客宿泊施設の稼働率上昇し、つれて従量課金型の収入が好調。大半占める固定収入も好転。ただ、システム投資や人件費負担など重く、営業益はやや後退。微減配。
【拡大策】宿泊施設のチェックイン業務などの効率化狙い、パレスリンク社のチェックインシステムと連携。販売チャネルの拡充狙った国内外販売サイトとの連携模索。

・2023年12月号

【一転増益】訪日客、国内宿泊客の急回復受け、宿泊施設の稼働率改善強まる。従量課金型の月額収入大幅増、固定型収入も持ち直す。システム開発・人件費負担こなし営業益上振れ。配当性向22・5%で増配。
【連 携】中国系のシジ・ジャパンのホテル管理システムと連携。グローバルなシステム望む宿泊施設向け意識。自社システムにキャンセル待ちの自動処理機能を追加。

・2024年3月号

【快 走】訪日・国内旅行客回復し、宿泊施設の稼働率が急ピッチで改善。アクセス数に連動の従量課金収入大幅増。基本料金の固定収入も回復。会社減益計画は慎重。25年6月期は内外観光客増続く。連続増配。
【布石着々】BEENOSの子会社が運営する台湾の訪日客向け旅行予約サイトと連携。東急が提供する宿泊施設を旅行者が自由に選べるサブスク型サービスとも連携。

■おわりに

いかがでしたか?

この会社が何に注目されているのかや、様々な変化を感じられたのではないでしょうか?

業績記事・材料記事はを時系列で見ることは投資判断の参考になりますので、ぜひ活かしていきましょう!

あなたが興味のある銘柄がありましたら、ぜひ1回みて終わりではなく、ExcelやWordなどに業績記事・材料記事を蓄積していくと将来役にたつと思います。

興味があれば、ぜひやってみて下さい!

なお、四季報の業績記事・材料記事(=定性情報)に加えて、実際の業績数値(=定量情報)をあわせて企業を観察すると、さらに投資判断の質が高まります。

投資判断の質、一緒に高めていきましょう!

本日もお読み頂きありがとうございました!

★★私が株式投資において参考にした書籍を以下の記事にまとめています!★★
よろしければご覧ください!

≪9選≫株式投資の役に立った本を紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました