個別株投資で毎年資産+10%を目指すサラリーマン投資家、かたつむり君です。
目標を達成するために大切なことは、
(1)明確な目標を立てること
(2)その目標に対する進捗状況を定期的に見直すこと
(3)その目標に近づくため柔軟に軌道修正をすること
であると私は考えています。
毎年資産+10%という目標達成を目指して、今日も1週間の株価の動きを振り返り、ポートフォリオの見直しを行います。
今日は2021年の総括となります。
■今週末時点での最新株式投資ポートフォリオ
今週末時点での保有銘柄一覧は下記の通りです。
記載してある銘柄を推奨しているわけではありません。
(日本株で取得原価の大きい順、米国株で取得原価の大きい順に並べています。)
私のポートフォリオ管理の考え方、銘柄選びの考え方については、以下の記事をご参照下さい。
・どうやって株のポートフォリオ管理してるの?(その①)
・どうやって株のポートフォリオ管理してるの?(その②)
・投資対象ジャンル、どうやって決めてる? 私なりの分類の考え方。
■先週末からの変化
資産総額は先週末から▲245,042円(▲9.1%)の2,454,675円でした。
先週末時点でのポートフォリオは、以下よりご参照下さい。
【保有銘柄公開!】今週の株式投資ポートフォリオ振り返り#211224
今週売買した銘柄は以下の通りです。
【買付】該当なし
【売却】ビジョナリーHD
ビジョナリ―HDは優待狙いで保有していましたが、2019年の株式併合(10株→1株)以降、株主優待対象からも外れていたこともあり、今回売却しました。
7,000円弱の投資額に対して、優待のメガネ仕立券20,000円を使い、すでに投資額の元はとっていましたので、含み損ではありましたがもう十分満足、ということで売却しました。
先週末比で大きく動いた銘柄(±5%)は以下の通りです。
【上昇】アライドアーキテクツ:+8.9%、ラック:+5.6%
【下落】レノバ:▲54.7%
なんといっても今週の話題はレノバの大暴落です。
先週金曜日(12/24)、注目されていた秋田県・由利本荘沖での洋上風力発電事業の入札結果が出て、残念ながら選定事業者に選ばれませんでした。
この事業の受注を期待して株価は上昇していましたので、投資家のショックが株価にも表れました。
これについては色々書きたいことや思うことがあり、別途記事にしています。
よろしければご参照下さい。
【レノバ大暴落!】2021年年末の悲劇!からの8つの教訓!
年初(2,577,275円)からの成績は▲122,600円(▲4.8%)です。
年間+10%を目指して1年間やってきましたが、残念ながら目標達成ならず、マイナスでの着地となりました。
こういう年もありますね。
気持ちを切り替えて2022年頑張ることにします。
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■ポートフォリオの観察
今週も、以下の指標に沿って、ポートフォリオを観察していきます!
・投資資産の10~30%は現金で保有する。
・銘柄の種類が偏りすぎないようにする & 国際分散の観点で、外国株(主に米国株)を10~30%保有する。
・同じ業界・ジャンルの保有は10~30%まで。
・1銘柄は投資資産の20%まで。
・投資銘柄数は25銘柄程度まで。
●投資資産の10~30%は現金で保有する。
現金比率は15.2%です。
10%以上となっていますのでOKです。
相場はいつ暴落するかわかりません。
常に10%くらいは現金を持っておき、暴落の際の空売りヘッジ資金、安くなった銘柄を買っていく資金、滅多に当選しませんがIPO資金として持っておきたいです。
●銘柄の種類が偏りすぎないようにする & 国際分散の観点で、外国株(主に米国株)を10~30%保有する。
「優待」銘柄は6.3%と、10%以内なのでOKです。
現在保有しているのはライオンのみです。
優待では洗剤や歯磨き、衛生商品など家で使えるものがもらえ、とてもありがたく使わせてもらっています。
優待銘柄として10社ほど狙っている銘柄がありますのでじっくり観察を続けます。
キリンHDがだいぶ下がってきましたので、そろそろ手を出そうかと画策中です。
「大型」銘柄は14.0%と、10~30%に収まっているのでOKです。
目安は時価総額1兆円以上の大型企業です。
今後ポートフォリオに加える銘柄は、配当利回り3%以上を目安に考えています。
直近で買いたいなと思う銘柄はありませんが、将来的には三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事といった総合商社を買いたいと思っています。
現在保有中のソフトバンクは、将来性や配当の高さに魅力を感じていますので、株価が下がれば買い増しも検討します。
「成長」銘柄の比率は36.0%です。
レノバの下落により比率がだいぶ下がりました。
狙っているのは購入から5年で株価2倍を期待できる銘柄です。
特に時価総額100億~500億円程度の小型株が私の好みです。
四季報や財務諸表から成長が見込める銘柄を探し、割安になったタイミングでしっかり買えるように観察し続けます。
ポートフォリオ全体のバランスを考え、比率は50%程度までが目安ですが、多少のオーバーは許容しながら、保有銘柄の手仕舞いのタイミングや次の戦略を練りつつ観察を続けていきます。
2021年は多くのマザーズ銘柄が軟調でしたので、今後の反転を期待して狙っていきたいと思っています。
「海外」銘柄も28.5%と、10~30%に収まっているのでOKです!
海外、特に米国には非常に成長性・収益性の高い企業も多く、配当等株主還元の意識も日本より高いため、今後強化していきたいところです。
将来的には、海外銘柄は40~50%くらいまで増やしてもいいかなと考えています。
狙っている銘柄は、コカ・コーラ、アクセンチュア、ペイパル、ビザ、クラウドストライク、ズーム、等です。
今後も銘柄の種類のバランスをチェックしながら、戦略を立てていきます。
●同じ業界・ジャンルの保有は10~30%まで。
「環境」関連の比率は34.1%です。
先週まで40%を超えていましたが、レノバが大きく下がったことで、比率は34%まで下がりました。
環境関連は長い目で成長していくテーマだと思いますが、それだけ投資家の期待も高く、企業の実力以上に株価が大きく上昇してしまう可能性があることを、今回のレノバの下落で学びました。
レノバについては、以下の理由から引き続き期待していますし応援し続けたいと思っています。
・経営者の木南社長の話しぶりやビジョンが好き
・千本会長の存在が心強い
・2023年に向けて国内でバイオマス発電の稼働が予定されている
・海外案件も少しずつ動き始めている
「高齢化」関連は11.9%です。10~30%の範囲に収まっていますので、いいバランスかと思います。
現在保有しているのは、チャームケア1銘柄だけです。
「高齢化」関連で現在狙っているのは、エラン、シルバーライフ、トビラシステムズの3社です。
少子高齢化が進む日本において、将来的に成長・拡大が期待されるマーケットの一つですので、じっくり株価を観察しながら来年仕掛けていきたいです。
「社会インフラ」関連は10.6%です。10~30%の範囲に収まっていますので、いいバランスかと思います。
現在保有しているのは、ソフトバンク、楽天Gの2社です。いずれも携帯大手です。
ソフトバンクは法人事業の伸び、親会社ソフトバンクGが出資する海外AI関連企業とのシナジーに期待しています。
楽天Gは楽天経済圏が日本人にとってなくてはならない存在になっていることが一番の魅力です。
最近は改悪のニュースがツイッター界隈でもにぎやかですので気になるところですが、そう簡単に崩れない経済圏がすでに出来上がってしまっていると考えています。
楽天モバイルの完全仮想化技術の海外輸出も今後楽しみな材料です。
「生産性向上」関連は8.5%です。
目安の10%には届いていませんが、悪くないバランスかと思います。
現在保有しているのはTKP、ドキュサインの2社です。
TKPはコロナ禍で本業の貸会議室事業が苦戦していますが、テレワークやサテライトオフィスといった新しい働き方促進に貢献できる企業です。
河野社長の経営手腕にも期待しています。
電子署名サービスを提供するドキュサインは、デジタル化の潮流の中で、企業の生産性向上に貢献すると期待しています。
「コロナ禍なのにハンコのために出勤だなんて、もうやめちゃいましょうよ!」
そんな声に応えられる会社だと思っています。
昨年12月、1日で株価が▲42%と大暴落したのは衝撃的でしたが、それだけ期待の大きい企業ということだと捉えています。
「生産性向上」関連で現在注目している銘柄は、仮想デスクトップのアセンテック、チャット事業のChatwork、AIレジのサインポスト、米国株ではズームです。
今は株価が高いので手を出しませんが、マネーフォワード、ラクス、手間いらずも魅力的だと思っています。
「グローバル」関連は現在保有していませんが、狙っている銘柄はいくつかあるので、株価が下がってくるのを観察しながらじっくり待ちたいと思います。
日本企業だと、グローバルWiFiのビジョン、インドコンビニ事業を計画するインパクトHDに注目しています。
総合商社もこのカテゴリーで考えていますが、今は株価が上がっているのでしばらくは静観です。
米国企業だと、コカ・コーラやマクドナルド、アクセンチュア等、世界的に事業を展開するグローバル企業に注目しています。
「その他」が19.7%と多いです。
この分類は2021年3月から始めたもので、それ以前に買った銘柄は分類にあてはまらないものもあるので、この銘柄群は今後少しずつ手仕舞っていき、比率は下がっていく予定です。
この中で期待しているのはSNSマーケティング支援のアライドアーキテクツです。
SNSでのマーケティングは今後伸びるであろうと期待しています。
2017年にNISA枠で買い、2021年でNISAの効力が切れましたが、成長性を期待してロールオーバーしました。
●1銘柄は投資資産の20%まで。
現在の保有比率ベスト3は1位テスラ(19.8%)、2位チャームケア(11.9%)、3位レノバ(8.5%)です。
レノバが大きく下落したことにより、2位と3位が入れ替わりました。
また、レノバの比率は10%を切りました。
いずれの銘柄も保有比率が投資資産の20%を超えていないのでOKです。
今回のレノバ急落で改めて強く思いましたが、1つの銘柄に資産が偏り過ぎないように、意識しながら観察し続けます。
●投資銘柄数は25銘柄程度まで。
現在、保有銘柄数は14銘柄です。
ビジョナリ―HDの売却により、1銘柄減少しました。
25銘柄以内なのでOKです!
これから買いたい銘柄はたくさんありますが、自分の目の届く範囲の銘柄数にコントロールするように、今後も意識していきたいと思います。
■まとめ
私はこのような感じで毎週保有銘柄のポートフォリオを見直して、バランスに異常がないかチェックしています。
目安にしているパーセンテージや銘柄分散の考え方については投資を続けながら色んな知識や考え方を吸収して、より良いやり方をどんどん取り入れていきたいと思っています!
投資のやり方・考え方は人それぞれです。
他人のことは気にしなくていいと思いますが、他の人のやり方・考え方に興味がある方は、一つのサンプルとして参考にして頂けますと幸いです。
残念ながら、2021年は目標にしていた年間+10%は達成できませんでした。
2022年こそはリベンジしたいです!!
注目企業の決算発表を定期的に分析し、しっかり戦略をたてながら、目標達成を目指していきます!
2022年も毎週末のポートフォリオを発信し続けていきますので、応援してくれたら嬉しいです!
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますが、軌道修正をしながら目標(毎年資産+10%)にむかって前向きに頑張っていきたいと思います!
共に頑張りましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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皆さんはどのように株式投資の勉強をしていますか?
本を読んだり、セミナーに参加したり、実際に投資をしたり、様々な方法がありますが、「投資の学校」に行くことも有益な勉強方法の一つです。
「ファイナンシャル・アカデミー」という、投資の学校について、実際に私が通った体験談を記事にまとめています。
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本日もお読み頂きありがとうございました!
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