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あなたは会社四季報を読んでいますか?
各社のページにある、業績記事・材料記事を読んでいますか?
以下、③のところです!
各社の最近の業績、新規事業のトピックスなど、将来や株価に影響を与える重要事項について、会社四季報の記者が魂を込めて書いています。
どの会社もだいたい170文字程度。
1社1分もかからず読めますので、自身の投資対象企業については、目を通しておきたいところですね。
この業績記事・材料記事、時系列で見てみると、ビジネス環境の変化を感じられ、その会社の現在地をより正確に把握できるようになります。
今回は、私が注目している銘柄の1つ「マネーフォワード」の業績記事・材料記事を時系列で掲載します。
ぜひ変化を味わってみてください!
■会社四季報コメントを時系列で見てみよう!
・2019年12月号
【なお赤字】20年11月期はスマートキャンプ連結で売上高約7億円加算の一方、のれん代含め営業益2億円前後下押し。中小企業向け経理・人事クラウドは引き合い増勢。個人向けサービスも機能拡充テコに成長。ただ人員増や宣伝の費用重く水面下続く。
【スマートキャンプ】SaaS企業向けマーケ支援サイトで国内首位。リアルイベント通じた顧客獲得などでシナジー創出へ。
【スマートキャンプ】SaaS企業向けマーケ支援サイトで国内首位。リアルイベント通じた顧客獲得などでシナジー創出へ。
・2020年3月号
【水面下】スマートキャンプ連結で売上高約10億円上乗せ。主力の会計・人事クラウドは導入社数、単価順調増、サービス拡充も効く。家計簿アプリも有料会員伸びる。ただ人件費や広告宣伝増重く、赤字継続。
【製品拡充】上場前後段階の企業向けサービスを2月提供開始、より規模の大きい導入先拡大を狙う。家計簿アプリは20年前半の利用者1000万人超えが射程圏に。
【製品拡充】上場前後段階の企業向けサービスを2月提供開始、より規模の大きい導入先拡大を狙う。家計簿アプリは20年前半の利用者1000万人超えが射程圏に。
・2020年6月号
【積極投資】スマートキャンプ連結化(年商約10億円)。主力の会計・人事クラウドは導入社数・単価ともに増加。製品群拡大も寄与。家計簿アプリも有料会員堅調。ただ人件費や広告宣伝費重く、赤字継続。
【変 革】業務フローのデジタル化手がけるベンチャーLayerXと提携、企業のバックオフィス効率化推進。家計簿アプリで無料含むユーザー数1000万人突破。
【変 革】業務フローのデジタル化手がけるベンチャーLayerXと提携、企業のバックオフィス効率化推進。家計簿アプリで無料含むユーザー数1000万人突破。
・2020年9月号
【費用先行】スマートキャンプ連結化(売上約10億円)。主力の会計・人事クラウドは顧客単価増、新規客獲得も好調。個人向け着実貢献。だが、人件費や広告宣伝の費用先行し赤字継続。21年11月期は主力の法人向け高成長、積極投資継続でも赤字縮小。
【育 成】年内30億円規模目指すベンチャー支援ファンド設立。連携する125の銀行と9月末までにAPI連携契約締結へ。
【育 成】年内30億円規模目指すベンチャー支援ファンド設立。連携する125の銀行と9月末までにAPI連携契約締結へ。
・2020年12月号
【赤字縮小】21年11月期は主力の会計・人事クラウドが顧客単価増。中堅企業中心に新規客獲得も好調。個人・中小向けも着実貢献。前期買収子会社2社も通期寄与。人件費増、広告宣伝費用先行でも赤字縮小。
【相乗効果】20年10月クラウドERP開始、中堅企業向け拡充。20年8月買収のR&AC社の顧客基盤を活用。金融機関連携は個人客向け非対面取引需要の対応強化。
【相乗効果】20年10月クラウドERP開始、中堅企業向け拡充。20年8月買収のR&AC社の顧客基盤を活用。金融機関連携は個人客向け非対面取引需要の対応強化。
・2021年3月号
【赤字縮小】主力の会計・人事クラウドの顧客単価増。中堅企業向け新規客獲得も貢献。解約率も改善。前期買収子会社2社が通期寄与。積極採用で人件費増、CM放映など広告宣伝費増あるが赤字は縮小。
【着々と】クラウドは機能拡充進め中小企業に加え上場企業や上場準備企業への導入が加速。J1クラブ複数とパートナー契約締結、スポーツ通じた認知向上も図る。
【着々と】クラウドは機能拡充進め中小企業に加え上場企業や上場準備企業への導入が加速。J1クラブ複数とパートナー契約締結、スポーツ通じた認知向上も図る。
・2021年6月号
【赤字縮小】主力の会計・人事クラウドは客数、単価とも増勢。中堅企業向け新規獲得も効く。年額プラン訴求で解約率も改善。前期買収2社が通期寄与。積極採用継続で人件費増、広告宣伝加速だが営業赤字縮小。
【増 強】クラウド契約を5月提供開始し法務領域に進出。当社ERPのサービス拡充で既存法人客中心に訴求。後払い決済サービスは金融機関などと連携強化に注力。
【増 強】クラウド契約を5月提供開始し法務領域に進出。当社ERPのサービス拡充で既存法人客中心に訴求。後払い決済サービスは金融機関などと連携強化に注力。
・2021年9月号
【赤字幅縮小】法人向け会計・人事クラウドは中堅企業中心に客数増。単価も向上。年額プラン訴求で解約率低位安定。個人向けも着実増。前期買収2社通期寄与。人件費等負担増でも前号比赤字幅縮小。22年11月期は法人向けが続伸、営業赤字脱却視野。
【攻 勢】8月に海外向け公募増資を実施し約300億円調達。新規顧客獲得に向け人員採用や開発に加えM&Aも積極化へ。
【攻 勢】8月に海外向け公募増資を実施し約300億円調達。新規顧客獲得に向け人員採用や開発に加えM&Aも積極化へ。
・2021年12月号
【ゼロ圏】22年11月期は法人向け会計・人事クラウドは、年額プラン訴求で客数増。解約率も低位安定。単価も向上。人件費や広告宣伝費など投資コスト増吸収し営業益均衡圏へ。営業外の株式交付費消える。
【新サービス】SaaSIDの一元管理サービスを提供開始。連携可能なサービスは100件突破。社内向けAIチャットボット提供のHiTTO社をグループ会社化。
【新サービス】SaaSIDの一元管理サービスを提供開始。連携可能なサービスは100件突破。社内向けAIチャットボット提供のHiTTO社をグループ会社化。
・2022年3月号
【小幅赤字】法人向け会計・人事クラウドは年額プラン訴求し客数増。単価も向上。解約率は低位安定。個人向け家計簿アプリも課金会員数が増加。ただ人件費や前半の広告宣伝費が重い。営業赤字やや残る。
【TVCM】1月よりマネーフォワードME・クラウドのテレビCM放映開始。確定申告時期狙い積極投資仕掛ける。東海地方初、国内4つ目の開発拠点を名古屋に開設。
【TVCM】1月よりマネーフォワードME・クラウドのテレビCM放映開始。確定申告時期狙い積極投資仕掛ける。東海地方初、国内4つ目の開発拠点を名古屋に開設。
・2022年6月号
【赤字拡大】法人向け会計・人事クラウドは新規顧客の開拓進む。単価も向上。個人向け資産管理アプリも利用者数・課金会員数ともに増える。が、積極的な人材採用や広告宣伝費投下で前号よりも赤字幅拡大。
【子会社化】FP相談サービス提供会社を完全子会社化。個人向け資産管理アプリのサービス拡充を図る。おまかせ資産運用サービス提供のsustenに追加出資。
【子会社化】FP相談サービス提供会社を完全子会社化。個人向け資産管理アプリのサービス拡充を図る。おまかせ資産運用サービス提供のsustenに追加出資。
・2022年9月号
【赤字続く】法人向け会計・人事クラウドは新規顧客増加。単価も向上。中堅企業の導入も進む。が、人材採用や広告宣伝費投下に積極的で赤字続く。23年11月期はクラウド事業の顧客増加が続き、赤字幅縮小。
【新提供】中堅・大企業向け請求書受領サービス『クラウドインボイス』提供開始。『マネーフォワード ケッサイ』累計取扱高1000億円突破。約1年で取扱高2倍に。
【新提供】中堅・大企業向け請求書受領サービス『クラウドインボイス』提供開始。『マネーフォワード ケッサイ』累計取扱高1000億円突破。約1年で取扱高2倍に。
・2022年12月号
【赤字続く】23年11月期は法人向け会計・人事クラウドの新規顧客増加。単価が向上。解約率は低位安定。中堅企業への導入も進む。法人向け中心に先行投資継続も前期重荷の広告宣伝費が減少し営業赤字幅縮小。
【新サービス】クラウド連結会計を今冬に開始、グループ経営状況を可視化。家計簿アプリは無料会員の金融サービス連携可能数を縮小、無制限の有料会員数増加を狙う。
【新サービス】クラウド連結会計を今冬に開始、グループ経営状況を可視化。家計簿アプリは無料会員の金融サービス連携可能数を縮小、無制限の有料会員数増加を狙う。
・2023年3月号
【赤字残る】法人向け会計・人事クラウドは中小・中堅企業とも新規顧客が増加。単価も向上。解約率低位安定。金融機関向けDX支援サービスも導入数増える。ただ広告宣伝費等重く営業赤字続く。持分改善。
【暗号資産】マネーフォワードMEがブロックチェーンウォレットと連携可能に。ウォレット内暗号資産を可視化。クラウド請求書はインボイス対応フォーマット提供。
【暗号資産】マネーフォワードMEがブロックチェーンウォレットと連携可能に。ウォレット内暗号資産を可視化。クラウド請求書はインボイス対応フォーマット提供。
・2023年6月号
【赤字続く】法人向けSaaSはDX需要を背景に新規顧客が順調増。単価も新サービス寄与し上昇続く。金融機関向け堅調増。が、広告宣伝費や開発費が想定より膨らみ、前号より営業赤字幅拡大。持分損やや改善。
【照 準】投資効率化で、24年11月期にEBITDAの黒字化視野(22年11月期は60億円の赤字)。SaaSの経理情報と与信や決済などフィンテックの組み合わせ模索。
【照 準】投資効率化で、24年11月期にEBITDAの黒字化視野(22年11月期は60億円の赤字)。SaaSの経理情報と与信や決済などフィンテックの組み合わせ模索。
・2023年9月号
【投資続く】柱の業務ソフトは中堅企業の開拓が進み、単価が一段上昇。個人や金融機関向けも堅調増。ただ、販売や開発関連費が重い。持分損改善。24年11月期はコスト増加が一服し、営業赤字幅は大幅縮小。
【強 化】業務ソフトはインボイス制度対応ほか、マイページやワークフロー機能などを強化。転換社債で120億円を調達、フィンテック系事業の運転資金に充当。
【強 化】業務ソフトはインボイス制度対応ほか、マイページやワークフロー機能などを強化。転換社債で120億円を調達、フィンテック系事業の運転資金に充当。
・2023年12月号
【赤字縮小】24年11月期は柱の業務ソフトは中堅企業の開拓が進む。追加契約増え、単価も上昇。個人や金融機関向けは順調。大型開発一服し、開発費やマーケティング費の増加を抑制、営業赤字額は急縮小。
【提 携】理化学研究所と大規模言語モデルの共同研究を開始。顧客対応や経営状態の分析に活用を検討。ビジョナルから企業向け情報提供サイト『ビズヒント』買収。
【提 携】理化学研究所と大規模言語モデルの共同研究を開始。顧客対応や経営状態の分析に活用を検討。ビジョナルから企業向け情報提供サイト『ビズヒント』買収。
・2024年3月号
【改善進む】柱の業務ソフトは制度改正を背景に中堅企業の新規開拓が順調。追加購入や上位切り替え進む。マーケティング支援や金融機関向けも堅調維持。大型開発一服で費用増を抑制、営業赤字額は急縮小。
【目 標】今期、EBITDAで黒字化(前期22億円の赤字)し、28年に同300億円超を企図。年平均30%弱の高成長維持がカギ。資産管理アプリに資産形成コースを投入。
【目 標】今期、EBITDAで黒字化(前期22億円の赤字)し、28年に同300億円超を企図。年平均30%弱の高成長維持がカギ。資産管理アプリに資産形成コースを投入。
■おわりに
いかがでしたか?
この会社が何に注目されているのかや、様々な変化を感じられたのではないでしょうか?
業績記事・材料記事はを時系列で見ることは投資判断の参考になりますので、ぜひ活かしていきましょう!
あなたが興味のある銘柄がありましたら、ぜひ1回みて終わりではなく、ExcelやWordなどに業績記事・材料記事を蓄積していくと将来役にたつと思います。
興味があれば、ぜひやってみて下さい!
リンク
なお、四季報の業績記事・材料記事(=定性情報)に加えて、実際の業績数値(=定量情報)をあわせて企業を観察すると、さらに投資判断の質が高まります。
投資判断の質、一緒に高めていきましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました!
★★私が株式投資において参考にした書籍を以下の記事にまとめています!★★
よろしければご覧ください!
コメント
会社四季報コメントを時系列で見たことがなかったので勉強になりました。
yoshiさん、コメント頂きありがとうございます!
面白いですよね!私も時々時系列で見なおして、変化を感じるようにしています!