2023年も残りわずか。
株式市場も明日12/29(金)が大納会となります。
突然ですが、皆さんはご自身の資産について、把握していますか?
私は年に1度、年末に資産の総点検として、自分のBS(貸借対照表)を更新しています。
会社で言うところの決算ですね。
5年前から続けていますが、とても良いですよ。
完全に個人的な見解ですが、年に1回資産を総点検する3つのメリットについて、お伝えします!
■メリット(1)資産・負債が可視化できる
メリットの1つ目は、資産・負債が可視化できることです。
資産形成の第一歩は、現状を把握することです。
意外と把握できていない人も多いのではないでしょうか。
BSをつくることで、現在の資産・負債を数値で可視化することができます。
現金や株式などの資産がどれだけあるのか。
住宅ローンやカーローンなどの負債がどれだけあるのか。
その差額としての純資産がどれだけあるのか。
まずは現状を把握することが大切です。
資産については、資産の内容別に、以下のように数値を確認しています。
・株式・・・・証券口座の評価額
・保険・・・・解約返戻金額
・個人年金・・解約返戻金額
イメージとしては、このような感じです。
数字だけでイメージがつきにくい場合、資産の内訳を円グラフなどで表現するのも面白いです。
現金の比率が高いな~
もっと株式の割合を増やしてリスクをとってもいいかな
保険の比率が高いなぁ。無駄な保険に入り過ぎてるかな・・・
など、グラフにすることで色々と考えが巡りやすくなるのでオススメです。
まずは自分の資産・負債の現状を把握しましょう!
■メリット(2)取るべき行動が明確になる
メリットの2つ目は、取るべき行動が明確になることです。
1年後どんな資産状態になっていたいか。。
3年後、5年後は・・・。
と、ライフプランに合わせて考えると、だんだんと課題が明確になってきます。
来年、再来年と現金支出が増える見込みだから、しばらくは手元の現金を厚くしておこう
不要な保険がありそうだから、見直そうかしら
現金に余裕があるから、株式での運用額を増やそうかな
ローンを早めに返済したいから、収入増やしたいな。副業始めようかな。
収入を増やさないことには、BSは良くならないな。スキルアップしないと!
などなど。。
将来のお金に不安を抱えている人は多いと思いますが、大部分の人は「漠然とした不安」を抱えているだけで、数字に落とし込んで具体的にどの程度の不安があるかをつかめていないと思われます。
具体的に数値で把握する前に、感情的な思考が邪魔をしてしまうからです。
不思議ですが、不安の正体が把握できると、不安は減っていきます。
最初は面倒ですが、数値に落とし込むことで、取るべきアクションを明確にしていきましょう。
■メリット(3)来年のモチベーションにつながる
メリットの3つ目は、来年のモチベーションにつながることです。
年末年始に、新たな目標を立てる方は多いでしょう。
せっかく現状を把握し、取るべきアクションも明確にできたのであれば、来年の目標の1つに資産形成のための具体的な目標を組み込んでみてはいかがでしょうか?
漠然とした不安が明確な課題となった今、残すは行動のみです!
努力した分自分自身の未来が明るくなるはずですので、ぜひモチベーションを高めて、行動につなげていきましょう!
■2024年がより良い1年になりますように
ここまでお読み頂きありがとうございました!
改めて、資産の総点検、自分のBS(貸借対照表)を更新するメリットは以下の3点です。
(1)資産が可視化できる
(2)取るべき行動が明確になる
(3)来年のモチベーションにつながる
人それぞれ色んな目標があっていいですが、努力の成果が数字で表れる目標というのは、個人的にはとても好きです。
達成したら素直に喜べますし、達成できなかった場合もその原因を検証がしやすいからです。
人生も資産形成も、トライ&エラーの連続です。
少しずつ軌道修正しながら、より良い人生を自ら切り拓いていきましょう!
1年後の自分が、今日の自分よりも成長しているようにしたいものですね!
1年後の家計が、今日よりも改善されているようにしたいものですね!
2024年が皆さんにとって素敵な1年になることを祈っています!
本日もお読み頂きありがとうございました!
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