「もし2,000万円あったら?」新NISAフル活用妄想ポートフォリオ

投資の考え方

来年2024年から、新NISA制度が始まりますね!

1年間の投資上限額は360万円
最大1,800万円分が生涯非課税と、素晴らしい制度改正となり、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。

突然ですが・・・

もし、2,000万円あったら、どんなポートフォリオを組みたいですか?

先日、この質問についてTwitterでアンケートをとったところ、結果は以下の通りでした。

インデックス投資中心、インデックスを含めてバランスよく組み合わせる、という方が多かったですね!

ここまで資産が増えると、「グロース銘柄でさらにガンガン増やそう!!」というよりは、手堅く運用したいと考える方が多いようです。

もし2,000万円あったら、こんなポートフォリオを組みたい!」という私の妄想にお付き合い頂ける方は、続きをお読みください。笑

個別株が大好きな私ですが、新NISA制度を上手に活用するべく、つみたて投資枠もしっかり活用する計画です。

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■2,000万円あったらこんなポートフォリオを組みたい!

早速ですが、私が組みたいポートフォリオはこちらです!
(株価は2023/3/3(金)終値、為替レートは1ドル120円として作成しています。5年後や10年後も130円ってことはないでしょ、と思い。。)

3つの分類から、ポートフォリオのバランスを考えて組んでいます。

以下、それぞれ解説していきます。

■ポートフォリオの解説

・現金比率

投資資産がどんなに大きくなってもしっかり意識したいのが「現金比率」です。

相場はいつ暴落するかわかりません。

現在と同じく、相場の状況に応じて1030でコントロールします!

相場全体が強気な時は少しずつ株を売却して現金比率を高める。
相場全体が弱気な時は将来の上昇を期待し、現金比率を下げても少しずつ買っていく。

このバランスを10~30%の間で取っていく方針です。

・分類①~日本vs世界

分類の1つ目は国際分散の観点です。

ポートフォリオの約50%世界の株・ETFにしたいと考えています。

日本・世界・現金の比率は以下の通りです。

新NISAのつみたて投資枠(1年間最大120万円)では、「国際分散」の観点から、eMAXIS Slim全世界株式をチョイスしようと現時点では考えています。

日本人としては日本の会社に頑張って欲しい気持ちはありますが、成長性収益性株主還元姿勢において、現段階では米国の会社の方が優れているため、「世界」の比率を50%程度に持っていきたいと考えています。

・分類②~求めるリターン

分類の2つ目は求めるリターンの観点です。

求めるリターンを「株主優待」「配当インカムゲイン)」「株価成長キャピタルゲイン)」の3つに分け、各銘柄に何を期待するかを自分の中で明確にします。

それぞれ、以下のリターンを期待します。

「株主優待」・・・もらって嬉しい優待(主に自社製品
「配当」・・・・・配当利回り3%以上
「株価成長」・・・株価52

意識するポイントは以下の通りです。

・「株主優待」狙いはポートフォリオの10%以内に抑える
・「配当」狙いはポートフォリオの2040%
・「株価成長」狙いはポートフォリオの2040%

株式投資の楽しみを味わえる「優待銘柄」は大好きですが、株主平等の観点から将来減少傾向になると思いますので、優待廃止による株価暴落リスクを考慮し、10%以内に抑える考えです。

配当」狙いについては将来65歳になった時に年間配当100万円を目指して、コツコツ高配当銘柄の比率を増やしていきたいです。
SPYD米・高配当株式ETF)を定期的に買い付け(つみたて投資枠ではなく成長投資枠として)、ある程度安定したキャッシュフロー(配当金)の土台を作った上で、高配当で有望な個別株を上乗せしていく考えです。
日本の総合商社はとても魅力的ですが、今はだいぶ株価が高くなっていますので、将来的に大きく下げて、配当が満足できる水準で期待できるようなら、投資を考えます。

決算書の分析から未来のダイヤの原石を探していく「株価成長」狙いは株式投資の面白みが最も詰まっている部分であると考えています。
銘柄分析の精度を高め、良い銘柄をポートフォリオに加えていきたいです。

・分類③~事業のジャンル

分類の3つ目は、各社が取り組む事業のジャンルの観点です。(個別株の話です)

「株価成長」狙いの個別株については、今後伸びていくであろうジャンルとして、「環境」「高齢化」「社会インフラ」(主に通信・決済・金融を想定)「生産性向上」「旅・交流」の5に分類して、有望銘柄を探していきます。

「その他」にはつみたて投資枠の投資信託、配当狙いのETF(SPYD)、優待狙い銘柄、配当狙い銘柄の多くが入っています。


この比率がかなり大きくなる見込みですので、5つのジャンルの比率は、それぞれ515を想定しています。

現在毎週土曜日に公開しているポートフォリオの振り返りでは「グローバル」というジャンルを設けていますが、最近切り口としてしっくりきていないと感じることもあり(「環境」や「生産性向上」といったジャンルの中で、グローバルに事業を展開している会社もあるため)、今後は「旅・交流」というジャンルに置き換えていきます。

・保有銘柄数

個別株:31銘柄、ETF:1銘柄、投資信託:1銘柄です。

個別株は25銘柄程度に絞るのが現在の方針ですが、考え方は大きく変わりません。

資産が大きくなるにつれて分散の重要性が増してきますが、「株主優待」狙いの銘柄については基本的に優待が続いてくれればOKで、日々の株価や毎四半期の決算はほとんど気にしない方針ですので、実質25銘柄程度というイメージです。

ETF・投資信託の中で色々な銘柄に分散されている面もありますので、個別株を25銘柄よりも増やして分散する必要はないと考えています。

候補銘柄が増える程、1つの銘柄に対して分析に使う時間が薄まってしまいますので。

■おわりに

いかがでしたでしょうか?

私の妄想にお付き合い頂きありがとうございました!笑

お、結構考え方似てる!

うーん、自分とはずいぶん違うな~

全然センスないわ~

投資の考え方は人それぞれで答えがあるわけではありませんので、様々な感想があっていいと思います!

ぜひ、あなた自身のポートフォリオ、考えてみて下さい!

将来のポートフォリオについて考えるのは純粋に楽しいですし、将来目指すゴールと現在とのギャップに気づくいい機会にもなります。

興味のある方はぜひやってみてください。

いい気づきがあると思いますよ!

もし2,000万円あったら、新NISAの投資上限1,800万円をフル活用できますので、値上がり益や配当金は全て非課税です♪

ぜひこのステージにたどり着きたいですね!

資産形成、頑張っていきましょう!

本日もお読み頂きありがとうございました!

★★私が株式投資において参考にした書籍を以下の記事にまとめています!★★
よろしければご覧ください!

≪9選≫株式投資の役に立った本を紹介します。

コメント

  1. yoshi より:

    ポートフォリオ勉強になりました。

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