【チャームケア】会社四季報の業績記事・材料記事を時系列で見てみよう!

業績図解・四季報記事

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あなたは会社四季報を読んでいますか?

各社のページにある、業績記事材料記事を読んでいますか?

以下、③のところです!

※東洋経済STORE 初心者講座「3分でわかる四季報の読み方」より抜粋

各社の最近の業績新規事業のトピックスなど、将来や株価に影響を与える重要事項について、会社四季報の記者がを込めて書いています。

どの会社もだいたい170文字程度。

1社1分もかからず読めますので、自身の投資対象企業については、目を通しておきたいところですね。

この業績記事・材料記事、時系列で見てみると、ビジネス環境の変化を感じられ、その会社の現在地をより正確に把握できるようになります。

今回は、私が注目している銘柄の1つ「チャームケア」の業績記事・材料記事を時系列で掲載します。

ぜひ変化を味わってみてください!

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■会社四季報コメントを時系列で見てみよう!

・2019年12月号

【連続増益】既存ホームは97%近い高稼働率維持。新設8のうち期初開設2ホームの入居進捗が想定以上。業務効率化も進展し前号より営業増益幅拡大。事業譲渡特益なくても最高純益。記念配落とすが普通増配。
【公募増資】19年12月上旬実施、第三者割当含め上限41億円の調達資金はホーム建設資金等に充当。同年夏に初開設した最上位型ホーム出足好調。同12月末株式2分割。

・2020年3月号

【続 伸】既存ホームの高稼働持続。認知高まり新設8ホームも入居順調。介護人件費増は効率化進め抑制。営業益続伸。事業譲渡特益消滅。普通6・5円配。21年6月期は首都圏軸に新設11。営業益拡大続く。
【富裕層向け】19年夏開始の最上位型ホーム開設加速、21年6月期は3施設。健康寿命延伸へ専門家招聘、傾聴活動が高評価。自社開発案件が進行中、他社で運営も検討。

・2020年6月号

【続 伸】新設8ホームは順調だった入居が新型コロナで一時減速。ただ既存ホームは高入居率維持し増益。21年6月期は工事遅れ新設5ホーム程度。だが既存ホームの高稼働続き派遣子会社も寄与。営業益続伸。
【業務提携】シップヘルスケアHDが当社筆頭株主のエス・ティー・ケー社の全株取得、当社はシップの持分適用会社に。物件情報の共有による新規開設加速化など図る。

・2020年9月号

【好調続く】連結決算。工期遅れ新設5にとどまるも、コロナの影響軽く高価格帯含む前期開設8ホームの入居着実。既存ホームは97%台の高入居率継続。子会社化した派遣会社も利益寄与。営業益続伸。増配。
【業容拡大】22年6月期以降、首都圏中心にホーム新設2桁に加速。一方で不動産事業開始し他社委託の開発施設をREIT等に売却。自社運営ホーム譲渡で特益計上も。

・2020年12月号

【好 調】連結決算開始。既存ホームが97%近辺の高入居率。前期開設8ホームも順次利益に貢献。子会社化した派遣会社も寄与。新規5ホームの先行費用軽く吸収し営業益好調。営業外に補助金収入。9円配。
【富裕層向け】22年6月期開設予定11ホーム中、4ホームが高価格帯。月額100万円前後の施設も。提携先シップヘルスケアHDと協議進めコスト削減など具現化図る。

・2021年3月号

【順 調】連結開始。新設ホーム5(前期8)。既存施設は高入居率を維持。下期のコロナ感染再拡大は予防対策徹底で対処、営業増益保つ。営業外に補助金。連続増配。22年6月期は新設8。不動産投資信託へ物件売却する不動産事業も新たに収益貢献。
【感染対策】入居者の孤発感染は発生するも、感染予防の徹底で集団感染を防ぐ。入居見学などの営業は、少人数制で実施。

・2021年6月号

【続 伸】連結開始。新設やや鈍化も、既存施設は95%以上の高入居率維持。コロナ関連費用こなし増益。22年6月期は新設8(前期5)と再加速。報酬改定で単価上昇。不動産事業が収益貢献開始。営業益続伸。
【不動産】22年6月期から建設した有料老人ホームを投資会社に売却する新事業開始。大阪府内のホームで集団感染発生。早期の検査実施など感染防止策の徹底図る。

・2021年9月号

【成 長】収益認識基準適用で売上、利益が目減り。有料老人ホームは新設8(前期5)と再加速。不動産事業が本格化し、営業利益6・5億円上乗せ。前期のコロナ関連費用は縮小。施設の売却特益計上。増配。
【新中計】24年6月期に売上500億円の中計策定。運営数100施設(21年6月期は64)を目指し、年間10施設ほどの開設継続。介護関連で新事業のM&A推進もカギ。

・2021年12月号

【増 配】有料老人ホーム運営会社買収で売上高11億円上乗せ。M&Aと新規開設合わせ12施設(前期5)増加。コロナの影響ほぼなく、新規入居順調。既存施設も高稼働率維持。後半に自社開発の不動産事業が貢献し営業増益。施設売却特益計上。増配。
【商品開発】AI対話技術を持つ企業へ出資。認知症予防や介護者をサポートする商品の開発目指す。首都圏中心にM&A推進。

・2022年3月号

【連続増配】有料老人ホームは買収と新規開設合わせ12施設増(前期5)。コロナの影響で入居スピード遅れるも、高入居率は維持。下期から不動産事業も新規寄与。施設売却特益計上。23年6月期は新設13。自社開発の不動産事業が通期寄与。施設売却も。
【拡 大】24年6月期は新設15。新設に加え、M&Aで拠点数増の加速を見込む。コロナで遅延する外国人人材活用が本格化。

・2022年6月号

【増 勢】有料老人ホームは12施設増(前期5)。コロナ影響残るが高入居率。自社物件の賃借化で施設売却特益。23年6月期は好採算の中高価格帯軸に新設11。高入居率維持。前下期開始の不動産事業が業績貢献し、営業益大幅増。施設の売却特益続く。
【不動産事業】介護用施設建設し、運営はせずREIT等に売却するビジネスモデルで展開。有老ホーム運営に続く第2の柱に。

・2022年9月号

【大幅増益】有料老人ホームは中高価格帯を軸に新規開設10(前期12)。既存施設の入居率も高水準維持。前期子会社化のライクが乗る。好採算の不動産事業も拡大。営業益大きく拡大。施設売却で特益。連続増配。
【ライク】大阪で有料老人ホーム4施設運営。本社から指導役派遣し、運営手法等を抜本的にテコ入れ、入居率の劇的改善目指す。他社と協業し高齢者向け会話AI開発。

・2022年12月号

【増 勢】有料老人ホームは中高価格帯を軸に新規開設10(前期12)。前期子会社化のライクテコ入れで既存店が急伸長、入居率高水準。好採算の不動産事業が貢献し営業益好進。施設売却特益約15億円。連続増配。
【不動産事業】適地の紹介案件が多数だが、品質重視で開設は年10カ所程度。残りは自社で開発し、ヘルスケアREIT等に売却。既存もリースバック利用し身軽に。

・2023年3月号

【尻上がり】新設10(前期12)。前期買収の子会社は稼働率急回復だが、本体はコロナ流行で入居者想定以下。下期に好採算の不動産売却が乗り、営業益は会社想定線。24年6月期は新設今期並み。不動産売却続く。
【高価格帯】都内屈指の高級住宅地に相次ぎ高価格帯の施設を開設。南麻布、松涛に続き、目下品川ではドミナント展開を実施。光熱費高騰は一部施設の値上げで対応。

・2023年6月号

【続 伸】新設10(前期12)。コロナによる入居控えと光熱費高騰が打撃も、下期に不動産2案件売却で営業益は会社想定線。24年6月期は新設15で首都圏に加え近畿圏も注力。既存店は入居控え僅少。不動産売却案件ある前提。コロナ補助金ないが最高純益。
【D X】専門部署新設し、寝返りや排泄支援の機器導入へ実証実験。集合研修とオンライン研修を併用した教育体制拡充。

・2023年9月号

【続 伸】柱の介護は中価格帯軸に新設7(前期8)。既存店は高水準。光熱費高騰を値上げで吸収。不動産は下期売却案件あり伸長。営業益続伸。営業外のコロナ補助金ない。土地・建物売却益計上。連続増配。
【負担減】利用者の睡眠状態を把握する見守り機器の全ホーム導入検討、夜勤担当者の負担軽減狙う。第2の柱として育成の不動産は今期2件、25年6月期も3件開発。

・2023年12月号

【連続増配】柱の介護は新設7(前期8)。既存店は入居率が一層改善。不動産は期初1案件、下期に大型2案件売却。下期に介護の開設費用かさむが、コロナ対応経費減で営業増益続く。土地・建物売却で特益。
【介護DX】富士フイルムと組み、職員の負担が重い排泄ケアで直腸、膀胱の状態を確認できるエコー導入。利用者の生活の質向上も。介護関連のM&Aを積極検討。

・2024年3月号

【快 走】柱の介護は新設7(前期8)。既存店は入居率向上。不動産は下期に大型2案件売却。人員配置の効率化とコロナ対応経費減少効き営業益続伸。不動産売却特益。25年6月期は介護で新設9。営業益好伸。
【IT活用】夜間見守りシステムを今期末で全室の過半に導入、職員削減と利用者の睡眠の質向上狙う。AI使い職員の虐待の予兆を検知するシステムの事業化を検討。

■おわりに

いかがでしたか?

この会社が何に注目されているのかや、様々な変化を感じられたのではないでしょうか?

業績記事・材料記事はを時系列で見ることは投資判断の参考になりますので、ぜひ活かしていきましょう!

あなたが興味のある銘柄がありましたら、ぜひ1回みて終わりではなく、ExcelやWordなどに業績記事・材料記事を蓄積していくと将来役にたつと思います。

興味があれば、ぜひやってみて下さい!

なお、四季報の業績記事・材料記事(=定性情報)に加えて、実際の業績数値(=定量情報)をあわせて企業を観察すると、さらに投資判断の質が高まります。

投資判断の質、一緒に高めていきましょう!

本日もお読み頂きありがとうございました!

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