これで負けない!長期投資家のための会社四季報活用術!

投資の考え方

こんな方に読んで頂きたい記事です。

会社四季報の活用術を学びたいな・・・

会社四季報、分厚くて読む気がおきないのよね・・・

四季報って毎回買わないといけないのかな・・・

先日3/18(金)、会社四季報「春号」が発売されました。
すでに読んでいる投資家の方も多いと思いますが、皆さんどのように活用していますか?
この記事では私の会社四季報活用術を解説していきます!
上手に四季報と付き合いながら、株式投資に活用していきましょう!

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■会社四季報とは?何が書いてある?

会社四季報(以下、「四季報」と記載)は東洋経済新報社が年4回(3月、6月、9月、12月)発行している投資家向けの企業情報誌です。

全上場企業について、業種や事業内容といった基本情報、業績実績・業績予想、株主構成、株価チャート、財務情報、四季報記者によるコメントなどが書かれています。
とても分厚く、雑誌というよりはむしろ辞書です。

※東洋経済STORE 初心者講座「3分でわかる四季報の読み方」より抜粋

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■毎回買わないといけないの?

この質問に対する私の回答は「毎回買う必要はなし!」です。
毎年買う必要すらなく、3~5年に1回、6月発売の夏号を買えば十分だと思っています。
(東洋経済新報社さん、ごめんなさい!)

というのも、一度紙の四季報で観察銘柄を絞り込めれば、以降数年は証券会社のマイページ内で情報のアップデートを確認すれば十分であると考えているためです。
なお、6月発売の夏号が良いと考えているのは、上場企業の7割を占める3月決算企業の前期末決算の業績が出揃い、今期予想、来期予想も更新されるためです。

■私の四季報活用術

私の四季報活用術のサイクルは、以下の通りです。

(1)自分が注目する指標に沿って、紙の四季報で全銘柄をざっとチェック
(2)条件をクリアする会社を書き出し、「観察銘柄」としてリストアップ
(3)(2)のうち、事業内容が理解できる銘柄を20~30社程度まで絞り込む
(4)以降は、証券会社のマイページ内で四季報の最新情報をアップデート
(5)新しい観察銘柄候補を見つけたくなったら、紙の四季報で(1)をやる

(1)自分が注目する指標に沿って、紙の四季報で全銘柄をざっとチェック

四季報は非常にぶ厚く、全てを読もうとするとやる気がなくなってしまいますし、全てを読む必要はありません!
ポイントを絞って読む上で重要なのは、自分自身がどのような指標を重視するのか、を決めることです。
読み始める前に、自分自身が買いたい銘柄の条件を決めます。
以前私が指標としていた条件は以下の3点です。
①売上高・営業利益・純利益が前期・今期予想・来期予想と3期連続+10%以上
②ROEが15%以上
③営業CFがプラス
各社のページをめくりながら、②→③→①という順番でチェックしていきました。
(①はパッと数字を見ただけで条件を満たしているかどうかわかりにくいため、②と③から先に見ていました。条件に合わない会社はすぐに読み飛ばします。)

(2)条件をクリアする会社を書き出し、「観察銘柄」としてリストアップ

チェックして条件を満たした会社は「観察銘柄」として書き出します。

この作業はとても地味ですが、四季報を読むことは宝探しをするようなもので、今まで知らなかった優良企業と出会えるこの瞬間が、紙の四季報を読む一番の醍醐味だと感じています。

2018年6月の「夏号」でこのリストアップを行った時のメモがこちらです。
全部で161社をリストアップしました。

(3)(2)のうち、事業内容が理解できる銘柄を20~30社程度まで絞り込む

この161社のうち、自分が事業内容を理解できる銘柄を20~30社まで絞り込みます。
銘柄を絞り込む理由は2つです。
事業内容が理解できない会社への投資で成功する可能性は低いと考えているため
自分の時間、銘柄について調べる時間は有限であるため

ウォーレンバフェットもこう言っています。

すべてのビジネスの専門家になる必要はありません。自分の適応範囲の中にある会社を評価することが出来ればいいのです。その範囲の大きさは特に大事なことではありません。しかしその境界線を知ることは重要です。

自分が理解できる範囲の中でしっかり勝負していきましょう!

(4)以降は、証券会社のマイページ内で四季報の最新情報をアップデート

20~30社に絞ったら、その後はその銘柄を丁寧に観察し続けていきます。
毎号の四季報のコメントをチェックし、業績予想をチェックし、決算発表をチェックしながら、株価が下がり勝率が高くなるタイミングをじっくり待ちます。
「勝ち」の定義は人それぞれですが、私の場合、「買付から5年で株価2倍」の銘柄を探しています。
株価が2倍になるためにはそれなりに割安なタイミングで仕込まないといけませんので、買いたい株価を決めて、じっくり待つようにしています。

レノバをはじめ、この時(2018年6月)に出会い、その後観察を続け、売買した銘柄、現在保有している銘柄もありますが、一方で4年弱経った今も売買していない銘柄も多くあります。
長期投資家を志すのであれば、このくらい待つことも必要なことだと考えています。

9519 レノバ     → 2018年7月買付
6062 チャームケア  → 2020年4月買付(売却済)、2021年8月買付
9416 ビジョン    → 2020年7月買付(売却済)
2479 TKP     → 2021年7月買付
6099 エラン     → 2022年1月買付
9262 シルバーライフ → 2022年1月買付

なお、この時の観察銘柄の中には、今年上場廃止になってしまった6541グレイステクノロジーや、業容拡大から大転落した3053ペッパーフードサービスといった名前もあります。
その時の指標がよくても、後に転落してしまう銘柄もありますので、瞬間最大風速で投資判断をしないことも大切であると感じます。

参照:【上場廃止間近!】グレイステクノロジーに何が起きたのか?!株を買った後に気をつけるべき3つのこと

現在保有している銘柄も、これから数年後にどのようになっているのかはわかりませんので、今後も決算発表や四季報の内容を丁寧に観察していきたいです。

(5)新しい観察銘柄候補を見つけたくなったら、紙の四季報で(1)をやる

新しい有望銘柄を買いたいという思いは多くの投資家が持っていると思います。
私もその気持ちは持っていますが、今は観察中の銘柄に集中することを優先していますので、最近は紙の四季報を買っていません。
また新しい銘柄を探したくなったら、紙の四季報を買おうと思っています。

■まとめ

株式投資、とくに長期投資においては、四季報は大きな武器になります。
私の四季報活用術をまとめると、以下の通りです。

・毎回買う必要はなし!
・3~5年に1回買えば十分!
・買うとしたら6月発売の夏号!
・分厚いし、全てを読もうとする必要はない!
・自分が注目する指標に絞って全銘柄をざっとチェック!
・条件に合致した銘柄のうち、事業内容が理解できる銘柄を絞りこむ!
・新しい銘柄候補を探したくなったらまた四季報を買う!

なお、四季報読破で有名なのが、複眼経済塾の渡部清二さんエミン・ユルマズさんです。
四季報を活用したテンバガー銘柄の探し方について書籍も出ていますので、興味があれば読んでみて下さい。
4名の方の共著で、それぞれどのような切り口(定性面、定量面)で株価が大きく伸びる銘柄を探しているのか、とても勉強になりました。

また、渡部清二さんは、毎回四季報発売後に「STOCK VOICE」で独自の観点での四季報分析を発表しており、私もとても参考にしています。

YouTubeで見られますので、興味がある方は一度見てみて下さい。

※YouTubeの画面をスクリーンショット

使えるツールはフル活用して、長期投資で資産形成していきましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました!

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