【エラン】23/8/7決算発表内容と私の投資戦略

決算分析

個別株投資で毎年資産+10%を目指し、気になっている銘柄の決算発表内容を分析し、今後の投資戦略について私なりの視点で書いていきます。

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■本日のチェック銘柄

今日チェックするのは全国の病院や介護関連施設を通じて利用者にタオルなどをレンタルする「CSセット」事業を展開するエラン(証券コード:6099)です。

東証プライム市場上場で、決算期は12月です。
直近の四季報より数値を抜粋すると、時価総額は539億円、従業員数は連結で341名です。

私がこの会社に注目している理由は

高齢化核家族化単身世帯の増加といった時代の中で役に立つサービスであると考えているから
②ストック型のビジネスモデルで安定感のある業績成長長期にわたって続けているから
です。

現在私はエランの株を200株保有しています。

■決算発表内容の概要

2023/8/7(月)に発表した2023年12月期第2四半期決算の主な内容は以下の通りです。

■決算発表内容分析のものさし

決算発表内容について、私は主に①成長性、②収益性、③安全性、④キャッシュ創出力、の4つの観点からチェックをしています。

それぞれの観点について、主な指標とその計算方法、優秀と認定する目安は以下の通りです。

優秀と認定する目安をクリアした項目が多い銘柄ほど、買いたい銘柄、保有し続けたい銘柄ということになります。

■決算発表内容分析

それでは、上記のものさしに沿って、実際に決算発表内容を分析していきます。

●成長性のチェック

売上高は前年同期比12.4%、営業利益は同5.1%、純利益は同6.4%でした。

売上高は目安としている10%を上回りましたが、営業利益・純利益は届きませんでした。

契約施設数は前期末の2,060施設から111施設増加し(+5.4%、新規:+158施設、解約:▲47施設、解約率:2.3%)、2,171施設になりました。

過去9年(2014年12月期~2022年12月期)と今期Q2の増収率の推移は以下の通りです。

成長率が鈍化しているのが気になります。

今期の通期増収率予想は+20.5%ですので、下期に巻き返すことを期待しています。

●収益性のチェック

売上高営業利益率は9.1%、売上高純利益率は6.3%でした。
利益率は目安としている15%、10%には届きませんでした。

過去10年間(2013年12月期~2022年12月期)と今期Q2の利益率の推移は以下の通りです。
近年、利益率がだんだんと高まっていますし、非常に安定感を感じる推移です。

ROEは27.0%と、目安の15%を上回りました。

●安全性のチェック

自己資本比率は58.0%でした。
現金5,449百万円に対し、有利子負債は0と、無借金経営です。

過去4年(2019年12月期~2022年12月期)と今期Q2の貸借対照表の推移は以下の通りです。

流動資産の比率が極めて高いことが特徴です。

今後M&Aや、インドをはじめとした海外展開によって、貸借対照表がどのように変化していくか、見守りたいと思います。

●キャッシュ創出力のチェック

営業CFは1,041百万円と、キャッシュインとなりました。
営業利益1,801百万円は下回りました。

キャッシュフローの概要を図にすると以下の通りです。

投資CFの主な内容は、「投資有価証券の取得による支出」(▲880百万円)です。

5月に発表したインドのリネンサプライ会社「Quick Smart Wash Pvt. Ltd.」への追加出資、6月に資本業務提携を発表したクラシコ株式会社の株式追加取得によるものと思われます。

財務CFの主な内容は、「配当金の支払額」(▲665百万円)です。

■業績予想(会社発表)に対する進捗度

今期業績予想に対する進捗度は、売上高:45.3%、営業利益:50.0%、純利益:50.1%でした。

■来期の業績予想(会社四季報情報)から見る将来成長性

会社四季報から、来期の業績予想を見ていきます。

※SBI証券お客様サイトより、同社の会社四季報情報を抜粋

今期の会社発表業績予想から、来期の四季報予想への成長性は、売上高:3.0%、営業利益:2.8%、純利益:2.0%となっています。

いずれも小幅な成長となっています。

■株価水準とチャートの動き

8/16(水)の終値は778。PERは18です。

過去5年間の株価の動き(週足)は以下の通りです。

※SBI証券お客様サイトより、同社の株価チャートを抜粋

業績の成長と同じように、安定感のある右肩上がりで上昇してきましたが、2021年以降、株価の下落が続いています。

2021年の年間下落率は26.0%、2022年は15.5%、そして2023年は8/14(月)時点で15.5%です。

来期の業績予想も強くないため、しばらく低迷が続くかもしれません。

■私の投資戦略

以上の分析内容を簡単に表に整理すると、以下のようになります。

売上高は+12.4%の増収でしたが、通期予想に対する進捗度は45.3%。
通期の増収率予想+20.5%からするとやや物足りない内容でした。

営業利益・純利益は進捗度50%ほどですが、前年同期比+5.1%、+6.4%と、こちらもやや物足りない内容でした。

増収増益ではあるものの、全体的に物足りない決算となりました。

前期まで過去10年間(2013年12月期~2022年12月期)の売上高・営業利益・純利益・EPSの推移は以下の通りです。

ストック型のビジネスモデルで、安定感のある成長を続けていることが同社の特徴で、グラフからもその強みを感じられます。

目先の業績予想の弱さは気になりますが、財務の安全性は高く、高齢化核家族化単身世帯の増加といった時代背景の追い風があり、海外への事業展開も進めておりますので、中長期的に成長していくと考えています。

今年5月に100株追加買付し、現在200株保有しています。
基本的に長期保有を考えています。

もし今後株価が大きく調整することがあれば、追加の買付も検討しています。

目安は700円です。

第3次買付は第2次買付から▲10%以上下落した時
と、マイルールで目安を決めていますが、より保守的に、約▲17%ほどの下落した水準で狙っています。

参考:★規律ある長期投資家を目指して★個別株投資8つのマイルール

財務面の心配がなく、安心して保有できる銘柄ですので、じっくり応援していきたいです。

これが私の戦略です。

■おわりに

私はだいたい25銘柄程度の注目銘柄を決めて、決算発表内容と会社四季報を見比べながら、上記のような観点で継続的に観察しています。

そして5年で株価2が期待できる銘柄を、いいタイミングで買うことを目指しています。
上記の銘柄を推奨するわけではありませんが、銘柄選択の視点や考え方など、読者の皆さんの参考になれば嬉しいです。

毎年資産+10達成を目指して、引き続き頑張ります!
ということで、本日は以上です!

お読み頂きありがとうございました!

★★私が株式投資において参考にした書籍を以下の記事にまとめています!★★
よろしければご覧ください!

≪9選≫株式投資の役に立った本を紹介します。

■参考:同社に関する過去の記事

エランを追加買付!】今週の株式投資ポートフォリオ振り返り#230602
※追加買付(100株→200株)した週の株式ポートフォリオ振り返り記事です。
【エラン】23/2/14決算発表内容と私の投資戦略
※23/2/14(火)に発表した2022年12月期決算についての記事です。
【エラン】22/8/10決算発表内容と私の投資戦略
※22/8/10(水)に発表した2022年12月期第2四半期決算についての記事です。
【エラン】22/5/12決算発表内容と私の投資戦略
※22/5/12(木)に発表した2022年12月期第1四半期決算についての記事です。
【エラン】22/2/10決算発表内容と私の投資戦略
※22/2/10(木)に発表した2021年12月期第4四半期決算についての記事です。
【エラン】21/11/11決算発表内容と私の投資戦略
※21/11/11(木)に発表した2021年12月期第3四半期決算についての記事です。
エランを新規買付!】今週の株式投資ポートフォリオ振り返り#220107
※同社を買付した週の株式ポートフォリオ振り返り記事です。

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