迷ったらこれを買え!?米国有望株12選をランキングで比較!(22/2/4時点)

決算分析

皆さんこんにちは。
個別株投資で毎年資産+10%を目指すサラリーマン投資家、かたつむり君です。
(TWITTER:@posikatatsumuri


サラリーマン投資家ランキング

今日の記事では、米国株のうち私が有望だと感じる12銘柄について、直近の決算内容をランキング形式で比較していきます。

こんな悩みを解決できれば、
と思っています!

・米国の個別株を買いたいけど、どの会社が良いのかわからない。
・米国株の中でも、特に有望な銘柄が知りたい。
・色んな銘柄を比較した上で検討したい。

こんなお悩みをお持ちの方にとって有益な内容になっていると思います。
銘柄選定の参考にして頂けますと幸いです。
是非あなたが保有している銘柄、興味を持っている銘柄を頭に浮かべながら読んでみてください!
より多くの気づきが得られると思います!

ランキングか~
面白そうだぜ~

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■有望12銘柄ってどこ?その選定条件は?

今回取り上げる12銘柄は、以下の通りです。

【有望銘柄12選】 ※五十音順
・アクセンチュア(ACN)
・アメリカン エキスプレス(AXP)
・アルファベット(GOOGL)
・エアビーアンドビー(ABNB)
・コカコーラ(KO)
・コストコ(COST)
・ズーム(ZM)
・テスラ(TSLA)
・ネットフリックス(NFLX)
・ビザ(V)
・マクドナルド(MCD)
・マスターカード(MA)

どうしてこの12社なんだ~

選定条件は以下の通りです。

①直近四半期及び前年同期の純利益が「黒字
②売上高、純利益が「増収増益」、かつ増収率・増益率が「10%」以上
③過去に決算分析記事を書いている企業である
(=私が保有しているor気になっている会社)

この記事では7つの切り口でランキングしていきます。
7つの切り口は以下の通りです。

①売上高ランキング(売上高規模が大きい企業がわかります)
②純利益ランキング(大きな利益を残している企業がわります)
③増収率ランキング(売上高の成長が著しい企業がわかります)
④増益率ランキング(純利益の成長が著しい企業がわかります)
⑤売上高純利益率ランキング(収益性が最も高い企業がわかります)
⑥自己資本比率ランキング(財務の安全性が最も高い企業がわかります)
⑦株価上昇率ランキング(過去1年の株価上昇率が高い企業がわかります)

■ランキング

それでは、早速各項目のランキングを見ていきます。

■①売上高ランキング(売上高規模が大きい企業がわかります)

1位.アルファベット 75,325百万ドル(8兆6600億円)
2位.コストコ    50,363百万ドル(5兆7900億円)
3位.テスラ     17,719百万ドル(2兆  300億円)

※()内の日本円は1ドル115円で計算した概算額。
※参考:日本で時価総額No.1のトヨタ自動車の2022年3月期第2四半期決算(2021年7-9月)の四半期売上高は7兆5400億円。

⇒アルファベットが他社を圧倒して売上高No.1でした。
2位のコストコの売上高がこんなに大きいとは、意外に感じました。
3位のテスラは今後の成長でどこまで拡大するか、楽しみです。

■②純利益ランキング(大きな利益を残している企業がわります)

1位.アルファベット 20,642百万ドル(2兆3700億円)
2位.ビザ       3,959百万ドル(  4500億円)
3位.コカコーラ    2,475百万ドル(  2800億円)

※()内の日本円は1ドル115円で計算した概算額。
※参考:日本で時価総額No.1のトヨタ自動車の2022年3月期第3四半期決算(2021年10-12月)の四半期純利益は6200億円。

⇒純利益もアルファベットが他社を圧倒してNo.1でした。
アルファベットの純利益は、テスラの売上高よりも大きい!これには驚きました。
ビザ、コカコーラと伝統的企業が続きました。

■③増収率ランキング(売上高の成長が著しい企業がわかります)

1位.エアビーアンドビー +66.7%
2位.テスラ       +64.9%
3位.ズーム       +35.2%

⇒増収率No.1はエアビーアンドビーでした。
民泊等宿泊サイト運営の会社で、上場は2020年12月とまだ若い会社です。
コロナ禍でも売上高は過去最高となり、今後の成長が楽しみです。
2位テスラも1位に肉薄する高い増収率でした。
3位ズームは前年のすさまじい成長からすると随分落ち着きましたが、それでも+35%と高い増収率でした。

■④増益率ランキング(純利益の成長が著しい企業がわかります)

1位.テスラ       +759.6%
2位.エアビーアンドビー +280.2%
3位.ズーム         +71.5%

⇒増益率No.1はテスラでした。
なんと前期の8.6倍!すごいです。
増益率ランキング上位3社は、順位は違いますが増収率ランキングと同じ顔触れになりました。

■⑤売上高純利益率ランキング(収益性が最も高い企業がわかります)

1位.ビザ        56.1%
2位.マスターカード   45.6%
3位.エアビーアンドビー 37.3%

⇒売上高純利益率No.1はビザでした。
驚異の利益率56.1%!すごいです。
2位には同じクレジットカード業界から、マスターカードが続きました。
そして3位はエアビーアンドビーでした。3項目目のランクインです。

■⑥自己資本比率ランキング(財務の安全性が最も高い企業がわかります)

1位.ズーム       73.3%
2位.アルファベット   70.0%
3位.テスラ       48.6%

⇒自己資本比率No.1はズームでした。
成長性の高い会社は自己資本比率が低いイメージがありましたので、意外でした。

■⑦株価上昇率ランキング(過去1年の株価上昇率が高い企業がわかります)

1位.アルファベット      +63.0%
2位.アメリカン エキスプレス    +53.7%
3位.コストコ         +38.0%

※2020年末の株価から、2022/2/4の株価までの上昇率にて算出

⇒1位はアルファベットで+63.0%。好業績を背景に、株価も大きく伸びました。
2位のアメリカン エキスプレスも50%を超える増加でした。

■まとめ

各ランキング、3位までを記載しました。
「これは意外だった」といった部分もあったのではないでしょうか?

全体データの一覧は以下の通りです。

ちょうど今オリンピック開催中ですが、金メダル・銀メダル・銅メダルをイメージして色付けしてみました。

1位の獲得が一番多かったのはアルファベットテスラです。
アルファベットは売上高、純利益、株価上昇率で1位となりました。
金メダル3つ、銅メダル1つと合計4つのメダルを獲得しました。
テスラは増益率で1位となりました。
金メダル1つ、銀メダル1つ、銅メダル2つ、合計4つのメダルを獲得しました。
エアビーアンドビーは3つのメダルを獲得しました。
高い増収率・増益率を武器に、金1つ、銀1つ、銅1つ獲得しました。
ビザコストコは2つのメダルを獲得しました。
ネットフリックス、マクドナルドは残念ながらメダル獲得とはなりませんでした。
(もちろん「メダルの数が多い=いい投資先」とは限りません。)

このように、複数の会社を同じものさしで比較することのメリットは以下の通りです。

・相対的にその企業の強みや競争優位性に気づける
・1社の決算書だけ見て早とちりで投資することがなくなる
・世の中にはたくさんの会社がある、上には上がいると実感できる

一方で、上記のランキングを鵜呑みにして投資するのは危険なところがあります。
注意すべき点は以下の通りです。

・売上高や純利益はあくまで直近四半期決算の数値であり、一時的な要因で数値がブレることがある
・将来性、キャッシュ創出力、PERなどの観点には触れていない
・業績のいい会社の株価が今後も上がるとは限らない(すでに織り込まれている、期待が先行し過ぎている)
・条件を満たさずランキング対象に入っていない企業の中にも有望な企業は存在する

1社1社の決算発表を丁寧に観察しつつ、定期的に複数の会社の比較も行うことで、より精度の高い投資ができるようになると考えています。
まさに、「木も見て、森も見る」!
是非そのような観点で、今回のランキングを活用して頂けますと幸いです。

今回取り上げた会社については今後の決算発表も継続的に観察していきます。
1つでも興味のある銘柄がありましたら、是非今後の記事も楽しみにしていて下さい。

なお、直近決算についての記事は以下の通りですので、よろしければご参照下さい。
【アクセンチュア】21/12/16決算発表内容と私の投資戦略
【アメリカン・エキスプレス】22/1/25決算発表内容と私の投資戦略
【アルファベット】22/2/1決算発表内容と私の投資戦略
【エアビーアンドビー】21/11/4決算発表内容と私の投資戦略
【コカ・コーラ】21/10/27決算発表内容と私の投資戦略
【コストコ】21/12/9決算発表内容と私の投資戦略
【ズーム】21/11/22決算発表内容と私の投資戦略
【テスラ】22/1/26決算発表内容と私の投資戦略
【ネットフリックス】22/1/20決算発表内容と私の投資戦略
【ビザ】22/1/27決算発表内容と私の投資戦略)
【マクドナルド】22/1/27決算発表内容と私の投資戦略
【マスターカード】22/1/27決算発表内容と私の投資戦略

銘柄選びの基準、仕掛けるタイミング、投資に対する考え方について私が参考にしている書籍は以下の通りです。
よろしければ読んでみて下さい。

私の資産形成モチベーションの原点です!「自分のためにお金を働かせる」という思考を強烈に植え付けられました。

4人の著者の視点から、テンバガーが期待できる銘柄の選び方を学べました!

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毎年資産+10%達成を目指して、引き続きいろんな角度で銘柄分析を続けていきます!
ということで、本日は以上です!
お読み頂きありがとうございました!

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